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# 謹賀新年
新年明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

SWIFT Multilingual Communications 代表 足立聡子


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# ONE-SELF
こんにちは、Tokoです。

Be oneself … 自分自身である、つまり「自然に振る舞う」「自分らしくある」「自然体でいる」という意味になりますね。この oneself という単語を分割すると one + self ですが、one は言うまでもなく「1」であり、人・物を指す代名詞であるため「一個人」という意味も持ちます。一方、-self は「自身」を表わす再帰代名詞をつくる接尾辞です。もちろん、oneself は対象が誰か(そして所有格か目的格か)により変化して、myself、yourself、himself、herself、itself、ourselves、yourselves、themselves という形をとります。

日本でも自分らしさを大切にする教育が重視されるようになって久しく、もはや集団主義を重んじていた従来の風潮が影をひそめ、人と違う事をするのが素晴らしいという観念が定着しているように感じています。ただ、果たしてそれがoneself を確立させることに役立っているのか、少し首をかしげたくなる時があります。

自分の近況や今の気持ちを気軽に投稿できる InstagramやTwitter やFacebook などのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)、YouTubeなどのインターネット動画共有サービスは、友達や同僚とのコミュニケーションをはかる場として、そして宣伝活動を効果的に行う上でものすごく有用なツールです。数年前で言えばアイス・バケツ・チャレンジ、今年はマネキン・チャレンジと、まさに国境を越えてブームが巻き起こり世界が繋がっていることを実感させるものです。さらに、自分のアップした動画などが思いのほか Go viral(急速に拡散)するという“名誉”にあずかることだって、夢ではないかもしれません。

でも“目立ちたい”という気持ちがエスカレートするのか、社会通念的に感心できない写真をアップしてまったり、知らず知らずのうちに他者を傷つけたり個人情報を暴露してしまっていたりするケースを見聞するようになりました。そして、頻繁に写真や近況をアップするという行為自体が先行し(無理して“リア充”感を出すことに懸命になるあまり)虚偽の情報を載せることが常態化し、自分を見失うことさえあるのではないでしょうか。複数のSNSアカウントを使い分け、それぞれで違う「Self 」を演じていたりなど、無意識にやってはいないでしょうか。

今年は新海誠監督の映画『君の名は。』が大ヒットしました。運命の人と繋がるということがおそらくこの映画の最大のテーマだったのだと思いますが、自分とは違う「Self」になるという伏線的なメッセージも観客を惹きつけた要因のひとつだったのではないかと私は思っています。「隣の芝は青く見える」ではないですが、人は多かれ少なかれ自分に無いものをうらやむ生き物なのです。

けれど、自分とは違う「Self」になることは絶対にできません。絶対にできない事を追い求めても最後には虚無が待っているように思います。だからこそ今、「One」に成るべく、自分という一個人を見つめ 自分という人間の深遠をとことん掘り下げることが重要な時代なのではないかと思うのです。

***


皆様、もうお気付きのことかと思いますが、今年はブログを更新できていない日が増え、平日毎日更新という方針を断念することになりました。これは私たちの本業である反訳・翻訳の業務が途切れないという喜ばしい現実の表われである反面、約7年前のブログ開設時に掲げた目標を貫くことができず大変情けなく思っております。このブログの存続についてはSWIFT メンバーに相談しました。そして、ありがたいことに一部の有志メンバーがこれからも寄稿する意向を示してくれ、今後も不定期ではありますがブログの更新を継続させていただくことになりました。

また、皆の意見を踏まえ、当ウェブサイトのリニューアルを考えることにしました。これも、本業との兼ね合いで「いつ」になるのかはお約束できませんが、できるだけ早く取り組めるよう私の新年のアジェンダに既に挙げてありますので、ぜひ(かなり気長に)楽しみにしておいて頂けるとありがたいです^^。それまでは、今までのように宜しければ当ブログをご愛読いただき、できたらブログ寄稿者の励みになるよう、当ブログに関するご意見やご要望を info@swift-web.org までお寄せいただければ幸いに存じます。

これからも変わらぬ応援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます!
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# レジェンド

ただいま更新中です。。
現行の業務が終了しましたら入稿させていただきます。
お待たせしますが、ご了承のほどお願い申し上げます!
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# The Divided States of America
Tokoです、こんにちは。

アメリカの次期大統領が選出されました。その結果を受けて、アメリカの都市部では大規模なデモが行われているようです。




(※以下は、業務終了後の更新とさせていただきます!...書きたいことはあるのですが、時間が追い付きません^^;)
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# Microbrewery
Tokoです、こんにちは。


※写真:ガチノ・パーク(カナダ)
http://www.lowdownonline.com/fall-colours-in-the-gatineau-park/

もう紅葉の時期かぁと思っていたのも束の間、どうやら本格的な冬物コートを引っ張り出さなきゃならない気候になってきましたね。今年もあまり紅葉を堪能するヒマもなく過ごしておりましたが、写真だけでも…と思い、わたしの第二の故郷カナダの首都オタワの近郊にあるガチノ・パークの秋の風景を掲載させていただきました(↑)。と、普通に秋らしい写真を載せましたが、これはおそらく9月下旬ごろの景色と推察されます。オタワは北海道の稚内市とほぼ同緯度にある世界有数の“極寒”首都で、日本の本州と比べると大体、冬は1、2ヶ月前倒し&2ヶ月ほど後ろ倒しというのが普通です。しかも「秋」と呼べる期間は1、2週間で終わってしまいます。(今年の初雪は10月28日だったそうです。)

(※すみません、以下はまた業務終了後に更新させていただきます汗!)

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# First いろいろ
Tokoです、こんにちは。
①First Class(ファーストクラス)②Ladies First(レディ・ファースト)、そして共和党大統領候補のドナルド・トランプ氏がスローガンとして掲げる③America First(アメリカ、ファースト)。全部、日本語に訳すときちんと意味が伝わりにくいので、カタカナ表記されることが多いのではないでしょうか。

Firstは言うまでもなく、1stであり「1番目」の序数です。なので、上記の表現もまとめて「一番」という意味に集約させることはできると思います。でも、“一番=最上”というニュアンスが浸透しているため、同じ First でもちょっとずつ異なる意味を持っているのではないかと思います。つまり、①は階級を表す「一等、一級、最高級」であり、②は習慣や礼儀などを反映した「優先」という意味になると思いますし、③は、例えば Safty First=安全第一 のように、何よりも大事だと考えるという意味で「第一」というふうに。

また副詞(句)では、単独で First を使えば「まず、第一に」ですし、at first だと「最初は、初めは、当初」ということになりますし、in first で「先に」という意味になり、for the first time は「初めて」です。このように前置詞の有無やその種類で少しずつニュアンスが異なります。

さて、2016年のアメリカ大統領選が約10日後に迫っています。ヒラリー・クリントン氏が The first female US President(アメリカ初の女性大統領)になるのか(ビル・クリントン氏が The first male US First Spouse になれるのか)、まだ予断を許さない状況です。

そんな中、もし“そうなった場合”に、トランプ氏が自らのスローガンをこう変えるだろうと、風刺画家のTom Toles 氏が“予測”しています。しかも、たった1単語加えるだけで。

大統領選前:
「 America First(アメリカを第一に考える)」

大統領選(落選)後:
「 Blame America First(まず、アメリカを責めよう)」



https://www.washingtonpost.com/news/opinions/wp/2016/10/24/given-enough-time-trump-will-contradict-himself-on-everything/?utm_term=.b3d085149e8f&wpisrc=nl_opinions&wpmm=1

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# キラキラネーム?
Tokoです、こんにちは。
明治安田生命が発表した2015年の名前ランキング。男の子の1位は「大翔」くん、女の子の1位は「葵」ちゃんだったそうです。


http://www.meijiyasuda.co.jp/sp/enjoy/ranking/

飛翔の「翔」という漢字は相変わらず人気のようですね。「葵」ちゃんは今も昔も変わらない人気があるような気がします。また太陽の「陽」を“ひ”や“はる”と読ませるのも男女ともによく見かけます。そんな中、「これ、どういうふうに読む?」と思うような、いわゆるキラキラネームも毎年 一定の割合で生まれている事は皆さんもご存じだと思います。

ところで英語圏の名前はあまり珍しい名前が少ないのかなという印象も持っていました。たとえば、男子は Robert(愛称の例:Bob)や Jonathan(愛称の例:John)、女子は Christine(愛称の例:Chris)やElizabeth(愛称の例:Lisa)など。

とは言え、旧約聖書に登場する預言者の名前が起源とされる Nathan[ネイサン]という男性や、緑の新芽から若々しく美しいという意味を持つ古代ギリシャ語に由来する名前であるCloe[クロエ]という女性に会うことも増えました。そして、以下のようなサイトを見つけて「ああ、納得。」と思ったのでした。

http://names.mooseroots.com/stories/6423/french-baby-names?utm_medium=cm&utm_source=outbrain&utm_campaign=i3.cm.ob.dt.6423


フランス語の響きのある名前を付けるのがおしゃれ且つ意味も深くて、じわじわと人気が出てきているようです。サイトではアメリカで人気のフランス語の名前を25位から順にカウントダウンしていますが、下記がトップ5です。

5位 Isabelle
「神に愛を捧げる」という意味の名前。2014年の時点のアメリカで96番目に人気の女の子の名前。2014年に生まれた赤ちゃんのうち3,044人が イザベルと名付けられました。

4位 Sophie
「賢い」という意味の名前。ソフィーは世界的にも人気の名前で、過去3年間、ベルギー・アイルランド・イギリス・スコットランド・ドイツ・スイス・ノルウェー・スウェーデンにおいて常に上位200位に入っていたそうです。

3位 Claire
「澄んだ、きれいな、汚れのない」という意味を持つ名前。クレアは一音節で発音できることから、ミドルネームとの相性が良いため選ばれることが多くなったとか。

2位 Natalie
ナタリーは「クリスマスの日」という意味を持つ名前。もともとは12月25日生まれの女の赤ちゃんに付けられていたようですが、その女の子らしい響きが気に入られ日付に関係なく選ばれるそう。

そして1位は、 Charlotte!!

こちらは英国では17世紀から安定した人気を誇る名前ですが、ウイリアム王子とキャサリン妃の間に生まれた長女、シャーロットちゃんの名前はアメリカでも人気を博している模様です。異国の王室に対する憧れは 今の新米パパママ世代でも強いみたいですね。

アメリカ人にとっては、フランスの香りの漂う名前はキラキラネームにあたるのかもしれません。意味も素晴らしいのであれば選びたくなるのは頷けます。
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# 日本のお祭り
Tokoです、こんにちは。
海外で生活していると日本に非常に興味を持っている方に会うことがあります。特に、日本の文化やしきたりについて尋ねられて困ることが多いのは、日本独特の固有名詞(訳しようがない!)や習慣・風習についての説明が欠かせない祭事です。あと…これは個人的に歴史があまり得意科目ではなかったので近代史を含め日本史にまつわる話をされると、外国人の相手のほうが詳しかったりして恐縮してしまいます。。専門分野やビジネス系の話ならばスラスラ話せても、そもそも日本語でも説明し慣れてなかったり馴染みがなかったりする事を、外国語で説明するのは至難の業です!

さて、時節柄 秋祭りの季節かと思いますが、日本を訪れる外国人を迎える準備をしている方、これから長期で海外に滞在される予定のある方、そういう方々に予めチェックしておくと良さそうなサイトを見つけたのでご紹介させていただきます。(全日空の「IS JAPAN COOL?」というサイトです。)

https://www.ana-cooljapan.com/contents/matsuri/#top

日本の伝統的なお祭りについて説明する機会に備え、こちらに記載されている英語の表現や言い回しを予習しておくと、きっと役に立つと思います^^


それから…、お祭りと言えば今年もハロウィーンが近づいていますね。下記、個人の方のフェイスブックのページなのですが、普段よくキッズが食べているようなお菓子や日常的な材料を使った、ものすごくインパクトのあるレシピ(アイディア)がアップされています。よかったらご参考に!

https://www.facebook.com/KitchenFunWithMy3Sons/

おかげさまで忙しい毎日を過ごしていて なかなか季節を楽しむ余裕のないTokoがお送りしました。。
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# FUTO と TOFU
Tokoです、こんにちは。
カナダに住んでいた時にカナダ人の友達から「布団ならお店に普通に売ってるよ」と言われ、それから気を付けて店先のサインを見るようにしていると…確かにあります、「FUTON! On Sale!」などと書かれた寝具専門店が。「へえ、カナダにも布団ってあるんだ」と思いつつ、もともと部屋数も多くて家が広いカナダで布団を毎朝たたんでしまう必要あるのかな…と言うか、押し入れとか無さそうだし、しまう場所ってあるのかなぁと思っていたところ、日本文化に傾倒する空手仲間が「自分の部屋にあるよ!」というので見せてもらうことになりました。見てみてびっくり、日本のふかふかの布団とは似ても似つかない、学校の体育館に置いてあるマットの厚みを何倍にもしたような、帆布で包まれた頑丈なマットレスで、日本の布団とは全くの別物でした。しかも、毎朝たたむどころか、ちょっと移動させるにも重労働!というほど重いのです。通常は、木枠の上に置いてソファベッドとして使うらしいのですが、この FUTON という代物を使って「ああ、日本の人たちもこの“布団”で毎日寝ているのかあ…」と想像している日本びいきの友人が気の毒になりました。

今日なぜFUTONのことを思い出したかと言うと、2016年10月5日付けのワシントンポスト紙の以下のような記事を見つけたからです。

『 Meet Futo, the air mattress that will let you nap anywhere(こちらが FUTO。どこでも昼寝できるエアマットレスだよ。)』
https://www.washingtonpost.com/news/innovations/wp/2016/10/05/meet-futo-the-air-mattress-that-will-let-you-nap-anywhere/?wpisrc=nl_innov&wpmm=1

こちらは、空気差しを使ったり自前で息を吹き込むことなく膨らませることができ、合計約295キロまでの重さの人間が寝そべっても8時間膨らんだ状態を保てる携帯用の簡易ベッドです。開発者は来年3月の販売を目指して事業を展開していて、クラウドファンディング Kickstarterのサイトに動画がアップされています。
https://www.kickstarter.com/projects/1739870524/futo-the-worlds-most-ultimate-air-mattress?token=281a202c

この商品名「FUTO」は、FUTON と Future を掛けて生まれた名前なんじゃないかなと勝手に結び付けてしまったのです。でも、どうやらFUTOのほうは、機能が宣伝どおりだとすれば FUTONよりも実用的かもしれませんね。

ところで、FUTONのように「もしや これを本気で 日本の物だと思ってるんじゃないでしょうね」と思う代物が、けっこう世界でバカ受けしています。同じ「F」つながりでTOFUというのがあります(なんとなく、日本語なのに下唇を噛んで発音するFというアルファベットが使われている所に違和感があるという^-^;)。これもやはり、日本の、あの繊細な大豆の風味が生かされた豆腐とは全くの別物です。


http://www.tivoni.eu/health-food/tofu


しかし、宗教的な事情や健康管理上の理由から、肉の代替食材となるたんぱく源は世界中で求められていて、「TOFU」はもはや本場の豆腐から離れ立派に独り立ちしている感があります。わたしも日本食品店や中華街へ行く時間がなかった時に、カナダの一般のスーパーでも売っているTOFUに手を出したことがありますが…結果、残念を通り越して、後悔しかなかったです。個人の感想ですが、少し乾燥した 紙ねんど を食べているようでした。が、今や信じられない程さまざまなフレーバーのTOFUが色んな硬さで(選べます!)売られていて、それはひとえにプレーンのTOFUがそのままでは食に適さないために「失敗は成功の母」的に開発を進めた努力の賜物なのではないでしょうか。海外に行くと、本当に嬉しそうに「日本の物だよ」と勧めてもらえます…。

皆さんも海外に行かれた際は機会があれば FUTON や TOFU をお試しになって、日本文化の素晴らしさを味わってみてください!(二重の意味で 笑)。
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# Lesser of the two evils
Tokoです、こんにちは。
日本の商売って、まだまだ“信用取引”が成り立つんだなと思う事がありました。「信用取引」と言えば、証券取引において購入の資金を株式会社より借り入れて売買を行う投資を指す金融用語ということになるのだと思いますが、今回のケースは“相手との信用をベースにした取引”のことです。

実は、愛車に傷が付いてしまったのが前からずっと気になっていて、先日、意を決して近所の板金塗装屋さんで直してもらう事にしたのです。直営のディラー店で既に見積りを貰っていて、恐らくそこで直してもらうのが一番信用が置けるのでしょうけれど、そのディラー店へ行くには片道1時間くらいかかり、しかも代車がいつもあるとは限らない等々で、つい延ばし延ばしになっていました。でもいつまで待ってもヒマになる気配がないので、普段よく前を通る(株)〇〇自動車に相談してみることにしました。

「係の者が拝見します」と受付の女性に案内されて待っていると、手先や作業着が油で真っ黒に汚れた年配の男性が、無言で査定を始め、1分経つか経たないうちに「〇万円ですね」と値段を提示。わたしは心の中で「ディラー店の半額以下ですやん!」と叫びました。あとは簡単に日程の打合せをして、「じゃあ、受付に電話番号を」とだけ言い残し男性は作業場に戻って行ったのです。カナダに長年住んでいた時に店員の言葉にさんざん騙された経験があるので、そのせいか日本でも必ず約束事は書面に残すなど念には念を押さないと気が済まないタチなのですが、今回に限っては、妙に“信用できる”という勘のようなものが働いて、そのままお店のやり方で進めてみることにしました(仕事のスケジュールが詰まっていて色々押し問答する時間が惜しかったというのもありますが)。

さて当日です。「金曜に仕上がりましたらお電話します」という口約束もらっただけで、わたしは鍵だけ預けて愛車をそこに置いてきました。預り証も何もありません。金曜日に取りに行って、「そんな車、預かっていません」とか言われたら…など一抹の不安を抱きつつも、台風が近づいているという話だったので事務所までの道を急ぎました。来る金曜日、愛車との再会です。仕上がりは文句なし、請求金額は口約束の見積額を少し下回る額、しかも車外も車内もピカピカに磨き上げられていました。そして、例の男性(おそらくオーナー)の満足げな顔。職人の誇りが滲みでていて「ここに任せてよかったな」と思えました。

私たちが携わっている翻訳・反訳業務も同じことが言えると思います。私たちは、信用だけが担保となるような業界にいることを改めて肝に銘じさせてもらえる体験でした。

さてさて前置きがかなり長くなりましたが、2016年6月3日に書きかけて忙しさにかまけて入稿できていなかったブログを、遅ればせながら、本日付けで更新させていただきます!

Lesser of the two evils

これは、「どちらを選んでも良くはないが“マシ”なほう」という意味で使われる表現です。アメリカの大統領選がいよいよ来月8日に迫っていますが、アメリカの二大政党の大統領選候補である、クリントン氏・トランプ氏の両候補のことを揶揄してこの表現をよく目にするようになりました(笑)

※画像は以下のサイトから拝借しました(直接 内容とは関係しません)。
http://apologiaradio.com/apologia-radio-154-the-lesser-of-two-evils/

先日、両者による初のテレビ討論会が開かれ、さすがに国民の関心は非常に高く、記録的な視聴率を叩きだしたそうです。ただ、討論の中身は両者ともに決定打となるようなコメントにも反論にも欠け、双方が自分が勝者だと宣言するという結果に終わりました。トランプ氏の型破りな発言を好む人好まざる人、クリントン氏の堅実な論調を好む人好まざる人、まだ決めかねている国民の票がどう動くかは、やはり蓋を開けてみないと分からないのかもしれません。
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