2014-01-10 : 23:59 : admin
Tokoです。こんにちは。
ここのところ寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。今年の成人式はかなりの寒さに見舞われそうです。晴れ着を着てお出かけになる方、?隠れ防寒?を万全にしてお出かけくださいませ^^。

この時期のわたしのブログは、カナダの極寒体験が話題に上がる傾向にあるようですね(2011年1月18日および28日など)。寒い空気に触れると、体感が脳を刺激してカナダの記憶につないでくれるのかもしれません。でも、必ずしも「寒い=いやな思い出」ではなく、2013年1月30日の『Freezing Rain』の稿で最後に話したように、冬には冬にしかない美しさがあります。現にここでも、最近の天気のいい日の夜空では、星たちが、手の届くほど近くにあると思わせるくらい輝いている姿に見惚れてしまいます。
年末に美容室に行ったとき、担当してくれた美容師さんが北海道出身で、「わたしもカナダに長く住んでいたので、この程度の寒さは平気」みたいな話になりました。それからは…、セントラルヒーティングのない?本土?は逆に寒いとか、路上に雪が積もった日は早めに出勤するとか、前方の車がトラブっていたらブレーキを踏まずに徐行して様子見をするとか、車は出来るだけ満タンにしておかないとガソリンタンク内の水蒸気が凍って結晶となりガソリンに混じってエンジンがかからなくなる等々、「極寒ばなし」で妙に盛り上がってしまいました笑 彼女もやはり、北海道の、あの背筋がシャンとするような冬の空気が好きだと言っていました。
こんなふうにその土地に住めば、苦労を苦労と思わないような工夫をし小さな喜びを見出して暮らしていけるものなのですが、今年の北米はどうやら、そうも言っていられないかもしれません。72年ぶりの大寒波におそわれ、ナイアガラの滝をはじめ、各地であらゆるものが凍る現象がリポートされています。もちろん異常気象の影響は北米に限らず、冒頭の写真はつい最近 南極沖で救出された「ミイラとりがミイラに」なってしまった状態だった中国の砕氷船「雪龍」です。
このニュースを聞いてわたしは、たしか3月ごろにケベック・シティを訪れた際、カナダ東部を流れるセントローレンス川に Icebreaker、つまり氷を砕く砕氷船を目撃したことを思い出しました。まず、川がそこまで凍ってしまうということ自体と、それを船で砕いていくという発想に驚きました。そのとき一緒にいたカナダ人が、川を見入っているわたしに、Icebreaker には「緊張をほぐすもの」とか「人当たりのよい人」という意味もあるんだよ、と教えてくれました。ちなみに、Icebreaker Speech というものもあって、これは自己紹介を基調とした、場をなごやかにすることを目的とした短いスピーチを指します。あの光景を目撃したからこそ 腑に落ちる言葉です。
ここのところ寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。今年の成人式はかなりの寒さに見舞われそうです。晴れ着を着てお出かけになる方、?隠れ防寒?を万全にしてお出かけくださいませ^^。

この時期のわたしのブログは、カナダの極寒体験が話題に上がる傾向にあるようですね(2011年1月18日および28日など)。寒い空気に触れると、体感が脳を刺激してカナダの記憶につないでくれるのかもしれません。でも、必ずしも「寒い=いやな思い出」ではなく、2013年1月30日の『Freezing Rain』の稿で最後に話したように、冬には冬にしかない美しさがあります。現にここでも、最近の天気のいい日の夜空では、星たちが、手の届くほど近くにあると思わせるくらい輝いている姿に見惚れてしまいます。
年末に美容室に行ったとき、担当してくれた美容師さんが北海道出身で、「わたしもカナダに長く住んでいたので、この程度の寒さは平気」みたいな話になりました。それからは…、セントラルヒーティングのない?本土?は逆に寒いとか、路上に雪が積もった日は早めに出勤するとか、前方の車がトラブっていたらブレーキを踏まずに徐行して様子見をするとか、車は出来るだけ満タンにしておかないとガソリンタンク内の水蒸気が凍って結晶となりガソリンに混じってエンジンがかからなくなる等々、「極寒ばなし」で妙に盛り上がってしまいました笑 彼女もやはり、北海道の、あの背筋がシャンとするような冬の空気が好きだと言っていました。
こんなふうにその土地に住めば、苦労を苦労と思わないような工夫をし小さな喜びを見出して暮らしていけるものなのですが、今年の北米はどうやら、そうも言っていられないかもしれません。72年ぶりの大寒波におそわれ、ナイアガラの滝をはじめ、各地であらゆるものが凍る現象がリポートされています。もちろん異常気象の影響は北米に限らず、冒頭の写真はつい最近 南極沖で救出された「ミイラとりがミイラに」なってしまった状態だった中国の砕氷船「雪龍」です。
このニュースを聞いてわたしは、たしか3月ごろにケベック・シティを訪れた際、カナダ東部を流れるセントローレンス川に Icebreaker、つまり氷を砕く砕氷船を目撃したことを思い出しました。まず、川がそこまで凍ってしまうということ自体と、それを船で砕いていくという発想に驚きました。そのとき一緒にいたカナダ人が、川を見入っているわたしに、Icebreaker には「緊張をほぐすもの」とか「人当たりのよい人」という意味もあるんだよ、と教えてくれました。ちなみに、Icebreaker Speech というものもあって、これは自己紹介を基調とした、場をなごやかにすることを目的とした短いスピーチを指します。あの光景を目撃したからこそ 腑に落ちる言葉です。
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2013-09-25 : 23:59 : admin
翻訳作業に忙しい T さんに代わり、昨日に引き続き Tokoです。
2010年7月17日付けのブログで、keep one’s fingers crossed という表現をご紹介しました。そこで、中指と人差し指をクロスするジェスチャーをすることで「幸運を祈る」「成功を祈る」という意味になると説明していましたね。これは、自分の指で十字架をつくることで苦しい時の神頼みをしている、つまり キリスト教に根差した表現です。今回のブログのテーマは、同じ神頼みでも、イスラムの神様に対するものなのですが、その言葉をここで表記することは控えておきたく思います。
現地時間9月21日、ケニアの首都ナイロビ市内のウエストゲートショッピングモールにおける覆面武装集団による襲撃事件で多数の死者・負傷者がでました。それにまつわる報道で、人質として捕らわれた人々の生死は「コーランを暗誦できるか否か」にかかっていたとのニュースを耳にしました。すなわち非イスラム教徒を標的としたテロということです。物影に身を隠すことのできた一人の女性は、外に居る弟が彼女のスマートフォンに送ってくれたコーランの文字を、救出されるまで必死に暗記しようとしていたという話です。異教徒であっても、すがるものは神という状況だったのでしょう。
2013年6月5日付けのブログで、ついーと三つをご紹介しました。その時は(そして…その後3ヶ月ほどの間も)、その三つのつぶやきに脈略は無いと感じていたのですが、ここにきて、実は脈略があるような気がしてきました。
『 幸せになるカギの一つに、物覚えの悪いことがある 』
『 問題自体と闘う術[スベ]を身に付けよう、我らが愛する人間を攻撃するのではなく 』
『 愛はまるでレンガのよう。家を建てることもできるけれど、死んだ遺体を沈めることもできる 』
テロが起きる根底には、「自分の愛する者」が受けた苦痛に対する報復、「自分が信じてやまない神」に対する冒涜への憤り、「自分の心の拠りどころである聖地」を守り抜く決意、あるいは過去の出来事を時代の流れの中で風化させまいとする強い復讐心があるように思います。そして それが、当事者直接ではなく「敵対する相手に属すると見なされる不特定多数」に向けられているのがテロなのだと。上記 三つのつぶやきには、もしかしたら、そのような事が文脈として通じているのではないかと思うに至りました。
宗教が、人類の平穏な暮らしを望むべきものであってほしいです。
2010年7月17日付けのブログで、keep one’s fingers crossed という表現をご紹介しました。そこで、中指と人差し指をクロスするジェスチャーをすることで「幸運を祈る」「成功を祈る」という意味になると説明していましたね。これは、自分の指で十字架をつくることで苦しい時の神頼みをしている、つまり キリスト教に根差した表現です。今回のブログのテーマは、同じ神頼みでも、イスラムの神様に対するものなのですが、その言葉をここで表記することは控えておきたく思います。
現地時間9月21日、ケニアの首都ナイロビ市内のウエストゲートショッピングモールにおける覆面武装集団による襲撃事件で多数の死者・負傷者がでました。それにまつわる報道で、人質として捕らわれた人々の生死は「コーランを暗誦できるか否か」にかかっていたとのニュースを耳にしました。すなわち非イスラム教徒を標的としたテロということです。物影に身を隠すことのできた一人の女性は、外に居る弟が彼女のスマートフォンに送ってくれたコーランの文字を、救出されるまで必死に暗記しようとしていたという話です。異教徒であっても、すがるものは神という状況だったのでしょう。
2013年6月5日付けのブログで、ついーと三つをご紹介しました。その時は(そして…その後3ヶ月ほどの間も)、その三つのつぶやきに脈略は無いと感じていたのですが、ここにきて、実は脈略があるような気がしてきました。
『 幸せになるカギの一つに、物覚えの悪いことがある 』
『 問題自体と闘う術[スベ]を身に付けよう、我らが愛する人間を攻撃するのではなく 』
『 愛はまるでレンガのよう。家を建てることもできるけれど、死んだ遺体を沈めることもできる 』
テロが起きる根底には、「自分の愛する者」が受けた苦痛に対する報復、「自分が信じてやまない神」に対する冒涜への憤り、「自分の心の拠りどころである聖地」を守り抜く決意、あるいは過去の出来事を時代の流れの中で風化させまいとする強い復讐心があるように思います。そして それが、当事者直接ではなく「敵対する相手に属すると見なされる不特定多数」に向けられているのがテロなのだと。上記 三つのつぶやきには、もしかしたら、そのような事が文脈として通じているのではないかと思うに至りました。
宗教が、人類の平穏な暮らしを望むべきものであってほしいです。
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2013-04-26 : 23:59 : admin
Tokoです、こんにちは。
わたしがカナダに住んでいた頃、さかんに耳にした言葉あります。それが、
Brain Drain
Brain(ブレイン)とは、皆さんもご存知のように頭脳。Drain (ドレイン)のほうはシンクなどに溜めた水が流れる所、あるいはそちらへ流れて込んでしまうことを指します。そして、この優雅?にも韻を踏む二つの単語を並べてブレイン・ドレインとは……はい^^ 「脳ミソが排水管へと流れてしまう」というような意味になります。
そんなことが現実に起こったら……と思うと、ちょっとオカルトっぽいですが、実際これがカナダでは起きていたのです!…つまり大学や専門学校など専門的な高等教育を修了した若い人たちが、シリコンバレーのハイテク企業やアメリカの大手金融機関に就職してしまうという現象です。要するに、優秀な頭脳(=Brain)の他国への流出(=Drain)ということですね。
日本でも「頭脳流出」という同等の言葉を用いたりしますが、流出という響きはわたしにはどことなく上品なのに対し、Drain のほうは、お風呂の栓を抜いたときに出来るあの渦巻きを思い起こすと、なにか抗えない?吸引力?みたいなものを感じます^^; 実際に、エンジニアの知人たちが、一人、また一人と、より大きなチャンスを求め吸い寄せられるようにアメリカへと旅立っていくのをわたしは目の当たりにしました。Brain Drainと最初に耳にしたとき、ちょっと露骨だけど…言い得て妙だな。と思ったものです。
先ごろアメリカでは、移民法を大幅に改正する上院案が提出されました。永住権を得る大変さについては 2011年2月25日付けのブログ『グリーン・カード』で少しお話ししましたが、アメリカに住む 数百万人とも言われる非登録居住者(=undocumented residents)も いずれは市民権が取得できるようなプロセスを設けようという大胆な改革案です。特に、子供の頃に親に連れられて国境を渡り、アメリカの地でアメリカ人と同様の暮らしを送り、科学・技術・工学・数学(頭文字をとって STEM)の分野で高等な教育を受けてきて、そのままアメリカ経済の利益と直結しそうな有望な人には、率先してその機会が与えられるような仕組みです。
また、4月11日には フェイスブックCEOのザッカーバーグ氏が、業界の有識者・有力者をメンバーまたは出資者として募り、この移民法改革を推奨する「Fwd.us」というグループを発足させています。彼らの目的もまた、国籍を問わず優秀な人材を国内に確保すること。MITやスタンフォードで学んだ優等留学生を、ビザが下りないという理由で中国やインドへとみすみす帰国させるわけにはいかない、ということなのでしょうね。どこかの記事に「Brain Drain を阻止する!」という言葉が載せてありましたが、しかし母国にしてみれば、アメリカに留まることが Brain Drain なのですけれど。
このように、頭脳が流出する側があれば、流入する側もあるわけで、アメリカでは国を挙げて積極的に流入を促す?吸引力?をつくり出そうとしているということです。カナダでは…悲しいかな、せっかく高度な知識・技術を有する人材が育っても、「税率も比較的低く、給与も何倍ももらえたりする隣国アメリカのほうが かなり魅力的」ということで?南下して就活?という抗えない選択肢が未だあるということですね。それに、秀逸な人材は、アメリカのヘッドハンターたちが放っておきませんから、先方からお声が掛かるようです。
移民を受け入れる敷居を低くすることでもたらされるリスクは無視できませんが、頭脳を流入させて経済の活性化を図るという構図は明らかです。不況と少子化に悩む日本が参考にする点はあるかもしれません。
わたしがカナダに住んでいた頃、さかんに耳にした言葉あります。それが、
Brain Drain
Brain(ブレイン)とは、皆さんもご存知のように頭脳。Drain (ドレイン)のほうはシンクなどに溜めた水が流れる所、あるいはそちらへ流れて込んでしまうことを指します。そして、この優雅?にも韻を踏む二つの単語を並べてブレイン・ドレインとは……はい^^ 「脳ミソが排水管へと流れてしまう」というような意味になります。
そんなことが現実に起こったら……と思うと、ちょっとオカルトっぽいですが、実際これがカナダでは起きていたのです!…つまり大学や専門学校など専門的な高等教育を修了した若い人たちが、シリコンバレーのハイテク企業やアメリカの大手金融機関に就職してしまうという現象です。要するに、優秀な頭脳(=Brain)の他国への流出(=Drain)ということですね。
日本でも「頭脳流出」という同等の言葉を用いたりしますが、流出という響きはわたしにはどことなく上品なのに対し、Drain のほうは、お風呂の栓を抜いたときに出来るあの渦巻きを思い起こすと、なにか抗えない?吸引力?みたいなものを感じます^^; 実際に、エンジニアの知人たちが、一人、また一人と、より大きなチャンスを求め吸い寄せられるようにアメリカへと旅立っていくのをわたしは目の当たりにしました。Brain Drainと最初に耳にしたとき、ちょっと露骨だけど…言い得て妙だな。と思ったものです。
先ごろアメリカでは、移民法を大幅に改正する上院案が提出されました。永住権を得る大変さについては 2011年2月25日付けのブログ『グリーン・カード』で少しお話ししましたが、アメリカに住む 数百万人とも言われる非登録居住者(=undocumented residents)も いずれは市民権が取得できるようなプロセスを設けようという大胆な改革案です。特に、子供の頃に親に連れられて国境を渡り、アメリカの地でアメリカ人と同様の暮らしを送り、科学・技術・工学・数学(頭文字をとって STEM)の分野で高等な教育を受けてきて、そのままアメリカ経済の利益と直結しそうな有望な人には、率先してその機会が与えられるような仕組みです。
また、4月11日には フェイスブックCEOのザッカーバーグ氏が、業界の有識者・有力者をメンバーまたは出資者として募り、この移民法改革を推奨する「Fwd.us」というグループを発足させています。彼らの目的もまた、国籍を問わず優秀な人材を国内に確保すること。MITやスタンフォードで学んだ優等留学生を、ビザが下りないという理由で中国やインドへとみすみす帰国させるわけにはいかない、ということなのでしょうね。どこかの記事に「Brain Drain を阻止する!」という言葉が載せてありましたが、しかし母国にしてみれば、アメリカに留まることが Brain Drain なのですけれど。
このように、頭脳が流出する側があれば、流入する側もあるわけで、アメリカでは国を挙げて積極的に流入を促す?吸引力?をつくり出そうとしているということです。カナダでは…悲しいかな、せっかく高度な知識・技術を有する人材が育っても、「税率も比較的低く、給与も何倍ももらえたりする隣国アメリカのほうが かなり魅力的」ということで?南下して就活?という抗えない選択肢が未だあるということですね。それに、秀逸な人材は、アメリカのヘッドハンターたちが放っておきませんから、先方からお声が掛かるようです。
移民を受け入れる敷居を低くすることでもたらされるリスクは無視できませんが、頭脳を流入させて経済の活性化を図るという構図は明らかです。不況と少子化に悩む日本が参考にする点はあるかもしれません。
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2012-09-07 : 23:48 : admin
Tokoです、こんにちは。
米国アップル社と韓国サムスン電子の間で、スマートフォンやタブレット末端のデザイン・商標・特許について鎬を削る訴訟争いが各国で繰り広げられているようですね。昨年10月6日に他界したスティーブ・ジョブズ氏も、この件については非常に遺憾だったようですので、天国でさぞ やきもきしておられることでしょう。ところで、特にコンピューターサイエンス分野で「オタク」に当たるとされている英単語には、二つあることをご存知でしょうか。それが今日のタイトルの Geek(ギーク)と Nerd(ナード)です。
そもそも「オタク」とはなんぞや? ほんとにいい加減なもので、日常よく耳にしたり使ったりまでしているのに、厳密な定義は知らないという。「オタク」はわたしにとってその典型のような言葉です。
おたく(オタク、ヲタク)とは、1970年代に日本で誕生したサブカルチャーのファンの総称。独特の行動様式、文化を持つとされる。元来はアニメ・SFのファンに限定した呼称であった。 が明確な定義があるわけではなく、現在はより広い領域のファンを包括しており、その実態は一様ではない。何某かの分野に熱中・没頭している人物を指して、その分野を接頭詞として「〇〇おたく」と呼ぶ・自称する場合がある。(ウィキペディアより)
これを読んで、「わたしも、もしかしたら翻訳オタク!?」と思ってしまいました。 が、それはさておき、冒頭のGeek(ギーク)と Nerd(ナード)についても実際、ネイティブスピーカーでも厳密な定義・相違を知らずに使っている人は結構いると思います。どちらも頭にcomputer を付けて、computer geek、computer nerd として用いられることが多いです。また形容詞化して、geeky や nerdy という単語も耳にします。さしずめ「オタクっぽい」というところでしょうか。意味としては、まあ両者とも大まかに言えば、ハイテク関連の専門バカ的ということになりますが、そこにはどうやら微妙かつ繊細な違いが存在するようです。しかも、自分をGeek(ギーク)と呼ばれたい/ている組と、Nerd(ナード)と呼ばれている/敢えて呼ばれたい組が、互いに敵対視しているという話ですから、ここでは敢えて、どちらが頭が良いとかマシとか、どちらがより社交的とか比較的清潔とか、そういう話は避けたいと思います。
イメージとしては…米カリフォルニア州出身のオサゼさん(当ブログ第一火曜担当)の説によると、Geek(ギーク)がアップル社のMac系、Nerd(ナード)がマイクロソフト社のPC系らしいです。と、そんな感じでよろしいでしょうか?(←天国のジョブズ氏に聞いている。)
米国アップル社と韓国サムスン電子の間で、スマートフォンやタブレット末端のデザイン・商標・特許について鎬を削る訴訟争いが各国で繰り広げられているようですね。昨年10月6日に他界したスティーブ・ジョブズ氏も、この件については非常に遺憾だったようですので、天国でさぞ やきもきしておられることでしょう。ところで、特にコンピューターサイエンス分野で「オタク」に当たるとされている英単語には、二つあることをご存知でしょうか。それが今日のタイトルの Geek(ギーク)と Nerd(ナード)です。
そもそも「オタク」とはなんぞや? ほんとにいい加減なもので、日常よく耳にしたり使ったりまでしているのに、厳密な定義は知らないという。「オタク」はわたしにとってその典型のような言葉です。
おたく(オタク、ヲタク)とは、1970年代に日本で誕生したサブカルチャーのファンの総称。独特の行動様式、文化を持つとされる。元来はアニメ・SFのファンに限定した呼称であった。 が明確な定義があるわけではなく、現在はより広い領域のファンを包括しており、その実態は一様ではない。何某かの分野に熱中・没頭している人物を指して、その分野を接頭詞として「〇〇おたく」と呼ぶ・自称する場合がある。(ウィキペディアより)
これを読んで、「わたしも、もしかしたら翻訳オタク!?」と思ってしまいました。 が、それはさておき、冒頭のGeek(ギーク)と Nerd(ナード)についても実際、ネイティブスピーカーでも厳密な定義・相違を知らずに使っている人は結構いると思います。どちらも頭にcomputer を付けて、computer geek、computer nerd として用いられることが多いです。また形容詞化して、geeky や nerdy という単語も耳にします。さしずめ「オタクっぽい」というところでしょうか。意味としては、まあ両者とも大まかに言えば、ハイテク関連の専門バカ的ということになりますが、そこにはどうやら微妙かつ繊細な違いが存在するようです。しかも、自分をGeek(ギーク)と呼ばれたい/ている組と、Nerd(ナード)と呼ばれている/敢えて呼ばれたい組が、互いに敵対視しているという話ですから、ここでは敢えて、どちらが頭が良いとかマシとか、どちらがより社交的とか比較的清潔とか、そういう話は避けたいと思います。
イメージとしては…米カリフォルニア州出身のオサゼさん(当ブログ第一火曜担当)の説によると、Geek(ギーク)がアップル社のMac系、Nerd(ナード)がマイクロソフト社のPC系らしいです。と、そんな感じでよろしいでしょうか?(←天国のジョブズ氏に聞いている。)
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2012-06-15 : 23:59 : admin
Toko です、こんにちは。
今週末17日(日)に、ギリシャで再選挙が行われます。その結果の如何によってもEU、延いては全世界に影響が波及するのは間違いありません。政府の債務残高(GDP比)で比較するとギリシャよりむしろ格段に悪い日本から言うのもなんですが、自分の借金を返せずにいるのに財政支援をしてきた“救済者(=IMF、欧州中央銀行、ドイツ・フランスなどの資金提供国)”側の要件に対し「やっぱり応えられないよ」と平気で言ってしまえる国民性は本当に不可解に感じてしまいますよね。
その「救済者」側の要求の一つ、今回の再選挙で最大の争点となっている財政緊縮策の是非。「継続すべきか」を問うこと自体 論外だと思っていたのですが、どうやら緊縮策に反対する勢力を支持する論客もいるようで驚きました(ご興味のある方は下記の more をクリックしてください)。一方、最近になってようやくギリシャ国内のテレビ放送で「こんなことでは子供たちの未来は債務返済で大変なことになる」といったメッセージが大々的に流されるようになったとか。いずれにしても現実的な姿勢を持たないと国家の存続自体も揺らぎかねないと思うのですが。
そして、もう一つのシナリオとして頭をもたげる ギリシャのユーロ離脱。「ギリシャのユーロ圏離脱がささやかれ始め、ギリシャの旧通貨であるドラクマが復活とともに暴落するのではないかとの懸念から、ギリシャ国民が銀行に預けているユーロを一気に口座から引き出し『タンス預金』に切り換えている」といったニュースも目にします。それに伴い金融市場では「次はどこ?」というセンチメントが自ずと広がっており、スペインが槍玉にあがっています。その実、スペイン国民も自国の財政に自信が持てないとみえて、ここ1ヵ月で家庭用金庫の売上が20%も上がっているという話です。世界の金融市場も完全にグローバル化しているので、そうなれば日本も「遠い国の話」では済まなくなるかもしれません。
ところで余談になりますが…先ほどのニュースを読んで『タンス預金』って英語でなんて言うんだろう?ふと考えました。調べてみるとやはり、英語圏では日本のタンスにあたるものが一般的には定着していないので、代わりにマットレスの下に「へそくり」などをしまう stash cash under the mattress するのが通例らしいです。つまり、ベッド枠の上にマットレスを置きますよね、そのベッド枠とマットレスとの隙間に現金を忍ばせておくということです。所変われば品変わるという感じで、面白いなと思いました。それと似た感覚を覚える表現で、
get up on the wrong side of the bed (朝から一日中 機嫌が悪い)
というのがあって、直訳すると“ベッドの間違った側から起きる”という意味になります。これは「ベッドの左側から起きると、その日一日縁起が悪い」とされる言い伝えから来ているのですが、ベッド文化ならではの表現ですね。
今回のギリシャ再選挙は、世界の明暗を分けると言っても過言ではないのですから、ギリシャ国民の方々にはぜひ日曜日の朝「必ず」ベッドの右側から起きていただいて、建設的な精神で投票に臨んでほしいものです。
続き▽
今週末17日(日)に、ギリシャで再選挙が行われます。その結果の如何によってもEU、延いては全世界に影響が波及するのは間違いありません。政府の債務残高(GDP比)で比較するとギリシャよりむしろ格段に悪い日本から言うのもなんですが、自分の借金を返せずにいるのに財政支援をしてきた“救済者(=IMF、欧州中央銀行、ドイツ・フランスなどの資金提供国)”側の要件に対し「やっぱり応えられないよ」と平気で言ってしまえる国民性は本当に不可解に感じてしまいますよね。
その「救済者」側の要求の一つ、今回の再選挙で最大の争点となっている財政緊縮策の是非。「継続すべきか」を問うこと自体 論外だと思っていたのですが、どうやら緊縮策に反対する勢力を支持する論客もいるようで驚きました(ご興味のある方は下記の more をクリックしてください)。一方、最近になってようやくギリシャ国内のテレビ放送で「こんなことでは子供たちの未来は債務返済で大変なことになる」といったメッセージが大々的に流されるようになったとか。いずれにしても現実的な姿勢を持たないと国家の存続自体も揺らぎかねないと思うのですが。
そして、もう一つのシナリオとして頭をもたげる ギリシャのユーロ離脱。「ギリシャのユーロ圏離脱がささやかれ始め、ギリシャの旧通貨であるドラクマが復活とともに暴落するのではないかとの懸念から、ギリシャ国民が銀行に預けているユーロを一気に口座から引き出し『タンス預金』に切り換えている」といったニュースも目にします。それに伴い金融市場では「次はどこ?」というセンチメントが自ずと広がっており、スペインが槍玉にあがっています。その実、スペイン国民も自国の財政に自信が持てないとみえて、ここ1ヵ月で家庭用金庫の売上が20%も上がっているという話です。世界の金融市場も完全にグローバル化しているので、そうなれば日本も「遠い国の話」では済まなくなるかもしれません。
ところで余談になりますが…先ほどのニュースを読んで『タンス預金』って英語でなんて言うんだろう?ふと考えました。調べてみるとやはり、英語圏では日本のタンスにあたるものが一般的には定着していないので、代わりにマットレスの下に「へそくり」などをしまう stash cash under the mattress するのが通例らしいです。つまり、ベッド枠の上にマットレスを置きますよね、そのベッド枠とマットレスとの隙間に現金を忍ばせておくということです。所変われば品変わるという感じで、面白いなと思いました。それと似た感覚を覚える表現で、
get up on the wrong side of the bed (朝から一日中 機嫌が悪い)
というのがあって、直訳すると“ベッドの間違った側から起きる”という意味になります。これは「ベッドの左側から起きると、その日一日縁起が悪い」とされる言い伝えから来ているのですが、ベッド文化ならではの表現ですね。
今回のギリシャ再選挙は、世界の明暗を分けると言っても過言ではないのですから、ギリシャ国民の方々にはぜひ日曜日の朝「必ず」ベッドの右側から起きていただいて、建設的な精神で投票に臨んでほしいものです。
続き▽
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2012-03-16 : 23:59 : admin
Tokoです、こんにちは。
日中は暖かくなってきたなと思ったら、明日は聖パトリックの日ではないですか! 四世紀後半にアイルランドに奴隷として連れて来られた聖パトリックは、幾多の苦難を乗り超えキリスト教を伝道したとされています。彼の死後、命日である3月17日をお祝いするようになったのが「聖パトリックの日」の起源だそうです。まあ多くの人にとっては、というか私個人について言っても、「春」の訪れを感じられるお祭り!という感覚が強いですね。春生まれのせいかもしれませんが。
聖パトリックの日のシンボルは、
アイルランドの国花 Shamrock(シャムロック=シロツメグサ)
なので、この日に多くの人が「緑色」のものを身につけるという話は前にしましたね(2010年、2011年の3月17日に関連のブログを掲載しています)。しかし実際はおそらく信仰に関係なく、この日を楽しむために とにかく「緑色」になっている人もいるような気がします。アメリカの某公立小学校では、生徒だけでなく先生も「緑色」の服、あるいはシロツメグサのコスチュームで(!)登校する姿が見られるそうです。ただ(やはり)他宗教への配慮からか、「聖パトリックの日」ではなく「the Green Day」と呼ばれるらしいですけど。
そういえば、「緑色」は服装だけではないですね。スーパーなどで、外装や内装などデコレーションはともかく、マフィンやケーキが緑一色のクリームで覆われていたりすると、さて本当に消費目的で購入する人がいるのだろうかと思ったものです。が、当ブログでもたびたび(さんざん?)北米スイーツのドギツい色彩について語られてきたように(2010年8月8日、同12月20日・28日、2011年4月7日、同8月26日、同12月15日)、きっと「特別な日」イベントの一環として美味しく食されるのでしょう。…私としては「緑色」ケーキは謹んで遠慮しておき、あのクリーミーな泡が魅惑のアイリッシュ・ビールさえ戴ければ十分なんですが(オイ
ところで最近は「Go Green」という言葉が叫ばれるようになってきましたね。もちろんこれは聖パトリックの日の推奨しよう!ということではなく、「環境に優しい」ことをしようとする(個人による)試みや、団体による運動や研究などの活動、政府・企業等による取り組みを指します。一昔前は「環境に優しい= environmentally friendly 」というのが定番だったのですが、これでは音節も多い上に発音も容易ではないので、今や「環境に優しい= green 」という端的な表現が定着してしまった感があります。日本で「環境に優しい= エコ 」となっているのと似ていますね。まあ、言うが易し……という話もありますけど。
では最後に皆さま、聖パトリックの日には…
「 I shamrock Obama!」T-shirt などお召しになってはいかがでしょう(いえいえ、ただの一例です…特別な政治的思惑はありませんヨ;)
日中は暖かくなってきたなと思ったら、明日は聖パトリックの日ではないですか! 四世紀後半にアイルランドに奴隷として連れて来られた聖パトリックは、幾多の苦難を乗り超えキリスト教を伝道したとされています。彼の死後、命日である3月17日をお祝いするようになったのが「聖パトリックの日」の起源だそうです。まあ多くの人にとっては、というか私個人について言っても、「春」の訪れを感じられるお祭り!という感覚が強いですね。春生まれのせいかもしれませんが。
聖パトリックの日のシンボルは、
アイルランドの国花 Shamrock(シャムロック=シロツメグサ)
そういえば、「緑色」は服装だけではないですね。スーパーなどで、外装や内装などデコレーションはともかく、マフィンやケーキが緑一色のクリームで覆われていたりすると、さて本当に消費目的で購入する人がいるのだろうかと思ったものです。が、当ブログでもたびたび(さんざん?)北米スイーツのドギツい色彩について語られてきたように(2010年8月8日、同12月20日・28日、2011年4月7日、同8月26日、同12月15日)、きっと「特別な日」イベントの一環として美味しく食されるのでしょう。…私としては「緑色」ケーキは謹んで遠慮しておき、あのクリーミーな泡が魅惑のアイリッシュ・ビールさえ戴ければ十分なんですが(オイ
では最後に皆さま、聖パトリックの日には…

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2012-02-28 : 23:59 : admin
Tokoです、こんにちは。
アメリカでは大統領選挙キャンペーンが白熱しているようですが、再選をかけたオバマ大統領のTwitterへの書き込みで動画付きでこのように述べていました。
"In America, we don’t give up, we get up."―President Obama, at Boeing, on the manufacturing sector's comeback: http://OFA.BO/K1cNvR
これは2月19日のボーイング社における週次演説での言葉です:「アメリカはあきらめません、立ち上がります」と。最重要課題の一つである雇用問題に関連して、国内の雇用創出に力を入れる企業あるいは将来のビジネスを生むハイテク企業には税制上の優遇措置を設けることを宣言し、同時に リロケーションをして 地元の雇用を促進する 企業に進んで融資をするよう呼びかけています。そして「We said we would do it and we did it.(我々はやると言ったことをやり遂げる)」、それがアメリカの「Can do it」精神であると締めくくっています。
また2月15日には、
"No one in America should ever be afraid to walk down the street holding the hands of the person they love." http://OFA.BO/tM8ybc
「アメリカではいかなる人であっても、愛する誰かと手をつないで道を歩くのを恐れるような事は決してあってもならない」とは、Hate Crime(直訳すると「憎悪犯罪」、主に人種差別や宗教差別にまつわる犯罪)を取り締まる法案を可決した際の演説の言葉です。
そんな中で私の目を引いたのが次の投稿です(2月22日)。
POTUS sings again―this time, a bit of "Sweet Home Chicago" with an assist from B.B. King: http://OFA.BO/VCXGXG
「アメリカ大統領がまた歌います−今回は B.B. King からのヘルプを受け『スイート・ホーム・シカゴ』を少々。」こちらの動画をご覧いただければ、照れながらもまんざらでもなさそうにマイクを手にするオバマ大統領を観ることができますよ^^。(← 残念ですが、諸事情により3月3日ごろ動画が削除されてしまったようです。オバマ大統領、charming だったのにな...非常に。)
さて、皆さんの中には「POTUS ってなに?」って思っている方もいらっしゃると思います。はい、これは President of the United States アメリカ合衆国大統領の略なんですねえ。関係者間で隠語として用いられるというのは聞き及んでいたのですが、Twitterでも堂々と…でも、まさか大統領に向かって「POTUS(ポータス)!」と呼ぶことはないでしょうけど。そうなると必然的に…そうです、FLOTUS(フロータス)のほうは First Lady of the United States の略で、アメリカ合衆国大統領夫人ということになります。つまり今ならミシェル・オバマ夫人ですね。実は今日のブログ、「Tweets ついーと」のカテゴリにするか「Expressions 表現」のカテゴリにするか迷ったのですが、この POTUS FLOTUS という表現に軍配を上げました笑。
さて、人前で歌うお茶目な面も持っているオバマ大統領ですが、ちゃんとバレンタイン・デーにはつぶやいていましたよ、もちろん FLOTUS に向かって(*^^*)
Hey, MichelleObama: Happy Valentine's Day. -bo
(この Twitter アカウントは 2012大統領選のキャンペーンスタッフによって運営されていますが、末尾に「 -bo 」が付いていればオバマ大統領ご本人の書き込みになります。)
続き▽
アメリカでは大統領選挙キャンペーンが白熱しているようですが、再選をかけたオバマ大統領のTwitterへの書き込みで動画付きでこのように述べていました。
"In America, we don’t give up, we get up."―President Obama, at Boeing, on the manufacturing sector's comeback: http://OFA.BO/K1cNvR
これは2月19日のボーイング社における週次演説での言葉です:「アメリカはあきらめません、立ち上がります」と。最重要課題の一つである雇用問題に関連して、国内の雇用創出に力を入れる企業あるいは将来のビジネスを生むハイテク企業には税制上の優遇措置を設けることを宣言し、同時に リロケーションをして 地元の雇用を促進する 企業に進んで融資をするよう呼びかけています。そして「We said we would do it and we did it.(我々はやると言ったことをやり遂げる)」、それがアメリカの「Can do it」精神であると締めくくっています。
また2月15日には、
"No one in America should ever be afraid to walk down the street holding the hands of the person they love." http://OFA.BO/tM8ybc
「アメリカではいかなる人であっても、愛する誰かと手をつないで道を歩くのを恐れるような事は決してあってもならない」とは、Hate Crime(直訳すると「憎悪犯罪」、主に人種差別や宗教差別にまつわる犯罪)を取り締まる法案を可決した際の演説の言葉です。
そんな中で私の目を引いたのが次の投稿です(2月22日)。
POTUS sings again―this time, a bit of "Sweet Home Chicago" with an assist from B.B. King: http://OFA.BO/VCXGXG
「アメリカ大統領がまた歌います−今回は B.B. King からのヘルプを受け『スイート・ホーム・シカゴ』を少々。」こちらの動画をご覧いただければ、照れながらもまんざらでもなさそうにマイクを手にするオバマ大統領を観ることができますよ^^。(← 残念ですが、諸事情により3月3日ごろ動画が削除されてしまったようです。オバマ大統領、charming だったのにな...非常に。)
さて、皆さんの中には「POTUS ってなに?」って思っている方もいらっしゃると思います。はい、これは President of the United States アメリカ合衆国大統領の略なんですねえ。関係者間で隠語として用いられるというのは聞き及んでいたのですが、Twitterでも堂々と…でも、まさか大統領に向かって「POTUS(ポータス)!」と呼ぶことはないでしょうけど。そうなると必然的に…そうです、FLOTUS(フロータス)のほうは First Lady of the United States の略で、アメリカ合衆国大統領夫人ということになります。つまり今ならミシェル・オバマ夫人ですね。実は今日のブログ、「Tweets ついーと」のカテゴリにするか「Expressions 表現」のカテゴリにするか迷ったのですが、この POTUS FLOTUS という表現に軍配を上げました笑。
さて、人前で歌うお茶目な面も持っているオバマ大統領ですが、ちゃんとバレンタイン・デーにはつぶやいていましたよ、もちろん FLOTUS に向かって(*^^*)
Hey, MichelleObama: Happy Valentine's Day. -bo
(この Twitter アカウントは 2012大統領選のキャンペーンスタッフによって運営されていますが、末尾に「 -bo 」が付いていればオバマ大統領ご本人の書き込みになります。)
続き▽
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2010-03-04 : 23:56 : admin
# 大きなチーズ
わたしがカナダにいたとき耳にして気になった表現が、
big cheese
いい方の意味で「大物、お偉方、ボス、オフィスの責任者」となります。
たとえばHe is the big cheese in this town.(ヤツはこの街の大物なんだよ)
と紹介されたりして、初めは面食らいました笑
「なんで、それがチーズなん?」と思うからか、
意味は理解できていても自分から使うことはありませんでした。
さすが乳製品とともに暮らしてきた長い歴史がそうさせるんでしょうか
Cheeseという言葉に対する思い入れが違うのかもしれません。
そうこうしているうちに、
cut the cheese
という表現にも出会いました。
これはfartと同義、「おならをする」という意味になってしまうのです。
チーズを切ったときに出る匂いがおならに似ているからだという説がありますが
cut the big cheese
と言った場合は、そうなると、どう解釈されるのでしょう。。。
big cheese
いい方の意味で「大物、お偉方、ボス、オフィスの責任者」となります。
たとえばHe is the big cheese in this town.(ヤツはこの街の大物なんだよ)
と紹介されたりして、初めは面食らいました笑
「なんで、それがチーズなん?」と思うからか、
意味は理解できていても自分から使うことはありませんでした。
さすが乳製品とともに暮らしてきた長い歴史がそうさせるんでしょうか
Cheeseという言葉に対する思い入れが違うのかもしれません。
そうこうしているうちに、
cut the cheese
という表現にも出会いました。
これはfartと同義、「おならをする」という意味になってしまうのです。
チーズを切ったときに出る匂いがおならに似ているからだという説がありますが
cut the big cheese
と言った場合は、そうなると、どう解釈されるのでしょう。。。
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