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# バンフ滞在記 (15) 私の大失敗・・・のはずが。最終回
こんにちは、Ayakoです。さてさて先週に続き私の失敗談にあと少々お付き合いください。

さて、マネージャーに事情を説明しフロントまで降りてきてもらいました。

彼はしきりにマネージャーと交渉していましたが、マネージャーも私の間違えを謝るもののなかなか交渉には応じようとしません。結局最終的に数パーセントの値引きで話がつき、彼は部屋へ戻っていきました。

私はマネージャーに怒られるどころか、「そんなテレビのチャンネルあるかどうか、フロントにわかるわけないんだから大丈夫、大丈夫」と慰められました。日本ではあり得ないですが、さすがカナダ!とホっとしたのを覚えています。

さて、そこで一件落着…と、私は自分のシフトを終えて帰宅しました。

その日は大晦日。バンフの街もいつも以上に賑わっていました。ホッケーを見れなかった彼らはどうしているだろう…と頭の片隅に考えながらも、そのうちそんな事もすっかり忘れて私はバンフの街で大晦日と新年を満喫していました。

次の日、つまり元日、私はお休みでしたが、フィリピン人のルームメートがその日のシフトで仕事に出ていました。彼女が行く前にこうこうこういう事情でこの人たちの宿泊料は値引きしないといけないから、と伝えました。

さて、ルームメートがシフトを終えて帰ってきたので、「どうだった?値引きできた?」と尋ねました。そうすると「値引きしなかったの。」という意外な答え。

さて事の顛末はこうです。大晦日の夜、テレビでホッケーが見れなかった彼らは部屋でドンチャン騒ぎをしていて他のお客さんから大ひんしゅくだったそうです。あげくの果てに他のお客さんの車のフロンドガラスを壊してしまいトラブルになってしまったと言うのです。それで値引きの話はなしになり、車のフロントガラスは彼らが弁償することになったそう。

私の大失敗だったはずが・・・なぜかお客さんの大失態に助けられた形となりました。

私の間違いを誰も責めませんでしたが、今でも思い出すのは、あの時もし私がきちんとチャンネルがあるかないか確認していれば彼らはそもそも別のホテルに泊まっていただろうし、あんな失態をせずに済んだかもしれないという事です。そう思うとやっぱり私の大失敗だった・・・と彼らに対して今でも時々申し訳ない気持ちになるのです。この事件はたくさんのバンフの思い出の中で今でもよく思い出す最も印象的な出来事のひとつになっています。

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# バンフ滞在記 (15) 私の大失敗・・・のはずが。?
こんにちは、Ayakoです。さてさて私の失敗の話が長引いておりますが続きです。

ある日、いつもの通り予約の電話がかかってきました。
声や話し方から察するに私より少し年齢が上くらいのカナダ人男性で、大晦日の日に友人7、8人と泊まりたいので予約をしたいという事でした。

私がパソコンの端末で空き状況を見ている間もしきりに「君は日本人?」などと話しかけてきてフレンドリーな印象で緊張気味の私も幾分気持ちがほぐれました。そして、大晦日にあるアイスホッケーの試合を皆で見たいから部屋をとりたいんだ、という話をしてくれました。そこで、「○○テレビ、映るよね。そのチャンネルでホッケーがするんだけど」と聞かれたので「はい、映ります」と私は答えました。実は何の根拠もなく、そんな有名な試合なら映るだろうと思って答えたのですが…。

さて無事予約を完了し、「see you then!」と言われて電話を切りました。そして12月31日…。

ちょうど私はその日、チェックインの時間のシフトでした。そうしてお客さんを待っていると、若者がゾロゾロと入ってきます。名前を聞いて「あの時予約してあげたお客さんだ」と思いました。彼も「あの時予約をとってくれた人だよね」と気付いたようです。

とりあえず無事チェックインを終えて部屋の案内をし、若者達はまたゾロゾロと部屋へ向かって行きました。

チェックインが終わってホッとしているのも束の間…、彼がまたフロントにやって来てこう言いました。

「〇〇チャンネル映らないんだけど」

「えっっ!」と顔面蒼白な私。やってしまったーと思いました。きちんと確認せずに返事をした事を後悔しました。

その彼がケンカ腰ではなく冷静にクレームしてくれたので、私も少し救われましたが、冷静なりにも「ホッケーを見るためにここに来たんだから宿泊料を値下げしてくれ」と言うのでマネージャーに聞いてみると答えマネージャーを呼びました。さてこの先どうなるのでしょうか!!??

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# バンフ滞在記(15) 私の大失敗・・・のはずが。?
こんにちは、Ayakoです。前回の続きです。

シフトを1人で任されるようになり電話をとらざるを得なくなってしまった私ですが、毎日毎日電話が鳴るのが怖くてしょうがなかったです。もちろん、カナダに来る以前に6年弱アメリカに住んでいたのですから、英語が出来ない訳ではないので電話での会話は普通に出来るし予約もきちんと取れるのですが、それでもこの仕事を辞める最後の最後まで電話のベルには緊張させられっぱなしでした。

ところで話はそれますが、アメリカに長く暮らした私にとってカナダは少し不思議な国でした。私が留学したのはアメリカでも特に保守的な地域で、「ここは移民の国アメリカなの?人種のるつぼじゃないな・・・」と思うほど、いわゆる白人社会でした。

もちろん大学ではたくさんの良い友人に恵まれ当時の親友とは今でも付き合いが続いていますが、一般的には私のような日本人はあくまで「外国人」。そういう雰囲気をずっと感じていました。最後の1年間ニューヨークに住むようになってようやく「外国人」という意識が抜けたように感じました。

ところがカナダではそういう事をあまり感じることがありませんでした。どこへ行っても「外国人」扱いされることはありません。私の考えですが、カナダはアメリカに比べて移民の歴史が浅いので「外国人」に慣れているのではないかと思うのです。アメリカの移民の歴史はカナダより長く、アメリカ国民は一部の移民を除いてそのほとんどがだいたいお爺さん、ひいお爺さんより以前にアメリカに渡ってきた移民です。逆にカナダでは、両親の代にカナダに移住してきた人がアメリカよりかなり多い印象を受けました。ですから両親は英語が喋れないという人もたくさんいて、言葉や人種が違っても「外国人」という意識が薄いような気がしました。これは私の個人的な印象なのですが・・・。

そういう訳でか、電話口で私が日本語訛りの英語を喋っていても、「外国人」として話かけている様子もなく良い意味で「対等」に会話をしてくる印象でした。

ですがそれが電話嫌いの私にとって大きな障害でした。とにかくありとあらゆる事を聞いてくるのです。「あ、この子は外国人だから…」という躊躇もありません。すぐに良い例が思い浮かびませんが、それはカナダ人じゃないとわからないだろうー!と思うようなことも普通に聞いてくるのでけっこうカルチャーショックを受けることがよくありました。

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# バンフ滞在記 (15) 私の大失敗・・・のはずが。?
こんにちは、Ayako です。9月になり少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。夏が終わるのは淋しいですが、秋は秋で食べ物も美味しいし山々も紅葉できれいなので楽しみです。さて今日からまだバンフ滞在記に戻ります。

私が勤めていたホテルには予約業務を行う部署がありましたが、その部署は主にインターネット経由の予約や旅行会社経由の予約業務を行う部署で、電話予約は基本的にフロントデスクの仕事でした。ですからチェックインやチェックアウトのお客さんがいない時はいいのですが、予約の電話中に目の前にお客さんが…なんてことはしょっちゅうでなかなか大変な業務でした。

私は友人や知り合いとの電話は良いのですが何かの問い合わせといった業務的な電話が日本語ですら苦手で、できるだけそういう電話をかけるのも受けるのも避ける生活を送るような人間なのに、英語で予約電話をとらなければいけないのですからビクビクです。アメリカ留学中も、先生や部屋の大家さん、アパートの修理、仕事の面接の連絡などのような電話をかけるのが本当に苦手で、言うことを紙にまず書いて、それなのに電話の前で座ったままかけるのをためらっている…というような状態でした。

いかに私が電話嫌いかわかって頂けたでしょうか。それなのに電話をとって英語で話して予約までとらなければいけないのですから一大事です。胃に穴が開きそうな日々でした。ちなみに、予約を取ればコミッションが何%かもらえたので、人数が多い予約や宿泊日数が多い予約を受けるとラッキーでした。電話が嫌いなのでコミッションなんてどうでも良かったのですが、やっぱりもらえると嬉しかったです。

さて、インターネットから予約が出来るのにわざわざ電話をかけてくるのですから、何か聞きたいことがあってお客さんは電話をしてくるのです。質問攻めになることは予想できました。できるだけ、できるだけ電話をとらないように、一緒にシフトを任されていた別のスタッフにできるだけ譲るようにしていましたが、そのうち1人でシフトを任されるようになり、とうとう電話をとらざるを得なくなりました。

さて、そこから私の奮闘が始まりますが、続きはまた来週…。

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# バンフ滞在記(14) フロントデスク秘話
みなさんこんにちは、Ayakoです。

バンフではツアー会社が運営する様々なアクティビティや観光ツアーが楽しめます。どんなものがあるかと言うと・・・

夏は
・ コロンビア大氷原ツアー
・ ラフティング・フロートトリップ
・ 乗馬ツアー
・ 洞窟ツアー
・ 野生動物や植物の観察
・ ヘリコプターツアー冬は
・ スノーシューイング
・ アイスウォーク
・ 犬ぞり
・ そりすべり(馬車)などなど、各ツアー会社が様々なアクティビティや観光ツアーを行っています。

ホテルのフロントで働いているとお客さんにツアーについて尋ねられることがよくあります。そのためこういったツアーに精通していなければならないという理由から、私たちフロントスタッフには格安でツアーに参加できる特典がありました。さらに、お客さんに頼まれてツアー会社に予約を入れると、予約したツアー金額の何%かの報酬を受け取ることができます。お客さんから色々と尋ねられると「ラッキー!」とばかりに「これもいいですよ、あれもいいですよ」と薦めていました。

が、白状しますと、私、実は乗馬ツアーにしか行っていません・・・。今思えばもったいないなぁとも思うのですが、割引はフロントデスクのスタッフのみでハウスキーパーや他のスタッフには適用されません。ですので、フロントデスクの友達と行かないと不公平なことになってしまうのです。ところがフロントデスクはシフト制なので仲の良い友達と日程を合わせて行くというのはほとんど無理でした。それでももったいないなぁと思って乗馬だけは1人で行ってみたのですが、観光客が家族や友達でワイワイと楽しんでいる中を1人で馬に乗って景色を楽しむというのはなんとも淋しいもので・・・(お一人サマが苦手な私)。その代わり、スキーやスノーボードのレンタルとリフト券の割引はホテルのスタッフなら誰でも受けることができたので、冬は思いっきりこの特典を利用させてもらいましたけどね!

バンフの情報について探していたら、バンフのツアー会社が運営しているとても分かりやすいバンフ紹介サイトを見つけました。これを見ていただければ、Ayako さんはこんな所に住んでいたのね、と想像して頂けるかなと思います。http://www.go-banff.net/index.html

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# バンフ滞在記(13) バンフで!?生〇〇初体験
みなさんこんにちは、Ayakoです。さて、今日のバンフのお話は久しぶりに食べ物の話題です。

バンフの中心部からバスで少し行った街の外れに「リムロック・リゾートホテル」という高級ホテルがありました。このホテルのレストランではディナービュッフェをやっています。友達に、「生〇〇が食べれるらしいよ、行こうよ!」と誘われて行ってきました。私は生でない〇〇は食べた事があったのですがそれが大嫌いで、ましてや生!小さい頃から生ものが食べれなかったので(今は大好きなのに!)生〇〇なんて絶対食べない!と思いながら、他のおいしいもの目当てにリムロックホテルへ行きました。
友達は席に着いてお皿を受け取るやいなや、生〇〇の並べてあるテーブルのもとへ。私は色々と物色しながら好きな物を取って行きました。友達は「生〇〇大好きなのー。久しぶりだから嬉しいー!」と貪るように食べています。私は正直に「私、実は生〇〇嫌いなの・・・」と告白しました。すると友達は「えー!もったいない!おいしいから食べてみなよー」と薦めます。最初は「いいよいいよ」と言っていたのですが、よくよく見るとトマトがのっていてちょっとおいしそう。よし、食べてみよう!という事で私は恐る恐る1つ食べてみました。すると・・・「何コレー!おいしい!」そうして私も友達のように貪るように生〇〇を食べ尽くしたのは言うまでもありません。

さて、ここまで来て生〇〇が何かお分かりになったでしょうか・・・。

実は・・・これです。そう、生ガキです。私はカキが大嫌いな上にお刺身も食べれない生もの嫌いだったのですが、このカキには味がしっかりついていて生っぽくなくとてもおいしかったのです。こうして私は内陸の山間部バンフで生ガキ初体験を果たしたのでした。しかし生ものが食べれるようになった今でもやはりカキだけは生は怖いので、この体験以降生ガキは食していません。これが最初で最後の生ガキかもしれませんね!

最後はデザートビュッフェでしめてお開きとしました。
さて、このビュッフェのお値段を思い出そうと思ったのですが何しろ8年くらい前の事で・・・^^;でもたしか30カナダドル(2,400円くらい)で、お料理の品数も豊富でおいしくて満足だったのは覚えています!

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# バンフ滞在記(12) カナダ人がバンフに仕事を求めてやって来る理由
こんにちは。Ayakoです。
カナダ人がバンフに働きにやって来る目的は様々ですが、彼らに接してみてどこの州から来たかによって事情が少し異なる事がなんとなくわかります。

ホテルのフロントで一緒に働いていたスタッフの中にカナダ東部から来ているカナダ人が2人いました。1人はカナダ東部、大西洋に面したノバスコシア州の州都ハリファックスから、もう1人はどこか東部の小さな町から来たと言っていました。

ハリファックスでは若者が就けるような仕事が少ないため、多くの人が州を出てトロントやバンクーバー、カルガリーなどで仕事を見つけるのだそうです。また、州を出ていかないにしても低所得者や貧しい人も多く、暮らしが大変だという話を聞きました。その2人のうち1人はずっとトレーラー(キャンピングカーのような移動住宅)で暮らしていたそうですが、トレーラーで暮らす人々が集まるコミュニティを点々としながら育ってきたと話してくれました。2人が口を揃えて言っていたのが、カナダ東部(ケベック州以東)はカナダの他の州とは違い、所得も少なく貧しい人が多いという事でした。彼らも仕事を求めてバンフにやって来たのだそうです。

一方で、首都オタワやカナダ最大の都市で州都であるトロントのあるオンタリオ州から来たスタッフも何人かいましたが、アウトドアスポーツを楽しむためだったり、大学卒業後に経験を積むために短期的にバンフに仕事をしに来たという人がほとんどで、やはり東部から来た二人と比べると、生活のためというよりは、人生を楽しむためにバンフに来たというのが理由であるように思えました。

もちろんこれは私が一緒に働いていたスタッフから聞いた話にのみ基づいた私の推測ですが、バンフに来る理由というのは、カナダのどの地域から来たかによって事情が違うのだろうなと感じました。トロントやバンクーバーのように大都市でもなく、人口1万人に満たないような小さな小さなバンフという町で、このようなカナダ国内の事情を知ることになるとは思いもよりませんでしたが、色々な目的を持ってカナダ全土からこの小さな町にやって来るのだなと実感しました。

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# バンフ滞在記 (11) アウトドアスポーツと脳内ホルモン
こんにちは。Ayakoです。

先週、四国巡りをして来ましたが四万十川の雄大さには圧倒されました。そう言えば、バンフで知り合って以来の友人がラフティングのインストラクターの資格を持っているのですが、意外にもバンフでラフティングをするより四万十の方が面白いと言っていました。四万十川は水量が多いので迫力があるそうです。

さて、先週はアウトドア映画の話をしましたが、バンフでは様々なアウトドアスポーツが楽しめます。アウトドアスポーツと言っても、ラフティングのように初心者でも気軽に出来るものから、先週お話したロック(フリー)クライミングのような、高度な技術を要するものまで様々です。

私がバンフに来て感じた事、それはアウトドアスポーツというものは往々にして人間を「クレイジー」にさせてしまう不思議な力を持っているという事です。前回紹介したクライマー達の例でもお分かりになるかと思いますが、特に危険と隣り合わせのアウトドアスポーツというものは、人間の脳を普段とは違う状態にさせるようなのです。つまり、脳内ホルモンの影響で「ハイ」の状態になるらしく、危険とわかっていてもやらずにはいられなくなるようです。実際、職場にもクライミングをする同僚が何人かいましたが、「危険だと思うと一層ドキドキする」と言っていました。

もちろん、皆細心の注意を払ってスポーツを楽しんでいるとは思いますが、「ハイ」になってしまうとどうしても冷静にはいられなくなるのだと思います。人間の脳とは不思議なものだなぁとつくづく思いました。

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# バンフ滞在記(10) バンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバル
こんにちは。Ayakoです。

年に1回、11月にバンフで行われる華やかなイベントが、「バンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバル」です。この映画祭はアウトドア映画ばかりを集めた映画祭で、各国からたくさんの映画が出品され、その中からグランプリが決められます。この映画祭ではその受賞作品が見れるというわけです。

多くが30分前後のドキュメンタリーのようですが、どの映画もすごい迫力です。大自然の中でスキーやスノーボード、ロッククライミング、カヤックやカヌーの他、様々なアウトドアスポーツを行っている映像を大きなスクリーンで見るので、まるで自分がその主人公になってそのスポーツをやっているかのような錯覚に陥ります。

圧倒的な自然に挑む人間たちのドラマに、見ている方もアドレナリン大放出。私が見た映画は、ヘリスキーとフリークライミングの映画でしたが、どちらもあまりの迫力で今でもその映像がありありと思い出されます。

特にフリークライミングの映画は印象的でした。フリークライミングというのは、岩を登るだけでなくビルだったり大きな建物だったり、とにかく登れるものを登るスポーツのようです。フリークライマー達はとにかく指を挟み込める隙間さえあればどこでも登ります。

この映画をYoutubeで探したら「First Ascent」というシリーズものだったようです。私が見たのはタイのビーチでロッククライミングするクライマーたちの映像でした。このシリーズを見たらきっと「クレイジー!」と叫びたくなること間違いなしです。

Fist AscentのDVD版の予告です。
http://www.youtube.com/watch?v=Ksq2FKvkm0Y

アウトドアのメッカ、バンフで受賞作品を見れれば最高ですが、日本でも9月〜11月に上映されているようです。是非1度足を運んでみてください。
http://www.banff.jp/index.html

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# バンフ滞在記(9) Please say that again? ?
こんにちは。Ayakoです。
先週はオーストラリア人の英語に苦労したお話をしましたが、今日はまた違う英語のアクセントに悪戦苦闘したお話です。

国際色豊かなバンフの観光客。もちろんホテルのお客さんも様々な国からやってきます。

ある日、ちょっと体格の良いおじさんがフロントデスクへやってきました。私のシフトではない時に他のスタッフがチェックインをしたようで、見慣れない顔だなと思いつつ、おじさんがものすごくにこやかな顔をして近寄ってくるので「どうされました?」と声をかけました。

するとおじさんはいっきに喋り始めました。「?????????????????」

私はもう目が点です。何を言ったか一言二言しか聞き取れませんでしたが、確かに英語でした。しかもものすごく早口。この英語は聞き覚えがある!バンフに来る前にカナダ東部の街ケベック・シティのユースホステルに泊まった時に、同室だったアイルランド人の女の子2人が喋っていた言葉だ!最初は何語を喋っているんだろう・・・と思ってよくよく聞いてみると英語だったという事がありました。どこから来たのか聞いてみたらアイルランドだと言っていました。

おじさんもアイルランド人かな・・・と思いつつ「Please say that again」と言ってもう1度説明してもらうと「next room」「very loud」「change」という単語ぐらいは聞き取れたので「ああ、隣りの部屋がうるさくて部屋をかえて欲しいのか」と思い、余計な事は聞かず「OK」と言って部屋をかえてあげました。するとすごく喜ばれてその後フロントの前を通るたびに話しかけてくれました。ほぼ全く何を言っているかわからないので私は雰囲気で相槌を打っていましたが、とても気さくなおじさんだったので何を言っているのかわからないけれど声をかけてくれるのがとても嬉しかった思い出があります。

あとで宿泊カードを見てみるとこの家族はイギリスのリバプールから来ていました。イギリスでもあんなにアクセントの強い英語を喋る地域があるのかと思っていましたが、今回調べてみたところ、リバプールの人口の約40%がアイルランド系でリバプール訛りにはアイルランド英語の影響が残っているそうです。

このおじさんは部屋をかえてあげたことを最後まで感謝してくれて、最後まで何を言っているかほとんどわからなかった事も含めてとても印象的なお客さんでした。

続き▽
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