2013-10-07 : 21:20 : admin
こんにちは、Ayakoです。ようやく秋らしく肌寒くなってきたなと思っていたのに、また暑さがぶり返してきました。今日も暑くて汗が噴き出ます。体調管理が大変ですね。
さて釜山&慶州旅行もとうとう最終日になりました。慶州から釜山へ戻りお昼の高速船で帰国します。
慶州からは新幹線に乗りました。日本と同じく、韓国でも新幹線の駅には「新」という文字がつくみたいですね。そして「新慶州駅」はかなり郊外の不便な場所に建てられていました。建物は新しくてとても立派でしたが人はまばら。慶州だったら釜山からバスや普通列車でも1時間前後で行けるので、よっぽど急いでいる人でないかぎりあまり新幹線を使わないのかもしれません。
新幹線の中も日本の新幹線のように内装がきれいで快適でした。ネットもつながるようでした。
慶州から釜山まで約30分。料金は友人がまとめて買ってくれたのでいくらだったか覚えていませんが、日本より断然安かったように記憶しています。
そして釜山駅に到着。釜山駅はきれいでとても広々していましたよ。
高速線乗り場から歩いて5分ほどの地下鉄の駅は釜山駅から数駅だったのでとても便利でした。
さて、いよいよ高速船の待つ釜山国際旅客ターミナルへ。
搭乗手続きも出国手続きもとても簡単でした。そして3時間弱で福岡へ到着。ここから新幹線で広島へ戻り、私はさらにバスで島根県まで戻るという移動移動の1日でしたが、それでも高速船の便利さが気に入って、また船で行きたい!と思っています。
今まで韓国と言えばソウルばかりに行っていましたが、今回初めて地方都市を訪れる事ができてとても充実した旅でした。それでもまだまだ見てみたい所がたくさんあります。また韓国の地方を訪れて、伝統文化や歴史に触れたり美味しいものを堪能したいと思います。
さて、実はまた次の旅が待っています!私の人生もいよいよ、No travel, No lifeになってきたのかもしれません(笑)。長い間釜山&慶州旅行記をご愛読頂きありがとうございました!
さて釜山&慶州旅行もとうとう最終日になりました。慶州から釜山へ戻りお昼の高速船で帰国します。
慶州からは新幹線に乗りました。日本と同じく、韓国でも新幹線の駅には「新」という文字がつくみたいですね。そして「新慶州駅」はかなり郊外の不便な場所に建てられていました。建物は新しくてとても立派でしたが人はまばら。慶州だったら釜山からバスや普通列車でも1時間前後で行けるので、よっぽど急いでいる人でないかぎりあまり新幹線を使わないのかもしれません。
新幹線の中も日本の新幹線のように内装がきれいで快適でした。ネットもつながるようでした。
慶州から釜山まで約30分。料金は友人がまとめて買ってくれたのでいくらだったか覚えていませんが、日本より断然安かったように記憶しています。
そして釜山駅に到着。釜山駅はきれいでとても広々していましたよ。
高速線乗り場から歩いて5分ほどの地下鉄の駅は釜山駅から数駅だったのでとても便利でした。
さて、いよいよ高速船の待つ釜山国際旅客ターミナルへ。
今まで韓国と言えばソウルばかりに行っていましたが、今回初めて地方都市を訪れる事ができてとても充実した旅でした。それでもまだまだ見てみたい所がたくさんあります。また韓国の地方を訪れて、伝統文化や歴史に触れたり美味しいものを堪能したいと思います。
さて、実はまた次の旅が待っています!私の人生もいよいよ、No travel, No lifeになってきたのかもしれません(笑)。長い間釜山&慶州旅行記をご愛読頂きありがとうございました!
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2013-09-30 : 15:16 : admin
こんにちは、Ayakoです。
前回(9月9日)に引き続き、釜山・慶州旅行記です。
さて、タクシーのアジョシの食べたカルグクス(手打ちうどん)代を払ってあげたかったのですが、韓国語で説明できなかったり渡すタイミングを逃してしまったため、ホテルまで送ってもらいタクシー代を支払う時にお礼の気持ちも込めてお釣りをチップとして渡しました。
アメリカではチップが当たり前ですが、韓国も日本と同じくチップを渡す習慣がないので本当ならチップを渡さなくても良いし、日本人はお金を持っている、とか、お金を恵んでくれているのか、などと思われやしないかとも思いました。それでも、とても良くしてもらったお礼の気持ちを何とか伝えたかったのです。
「カムサムニダ、コマプスムニダ」というお礼の言葉だけでなく、「助かりました」や「おかげで楽しい時間が過ごせました」など、もっと気持ちの伝えられるお礼の表現をパっと言えるようにまた帰国して勉強に励みたいなと思いました。
ちなみに日本に帰って韓国語の先生にその話をすると、「ご飯代を払わないのは当たり前ですよ。払わなくていいですよ」とあっさり言われました。
私達が宿泊したのは新羅テーマパーク内にある韓国の伝統家屋「韓屋(ハノク)」様式のホテルでした。新羅ミレニアムパークは様々なドラマの撮影にも使われているテーマパークで、新羅時代の街並みが再現されています。
このホテルの食事(韓定食)はいまいちでしたが、お部屋が本当に素敵でした。各部屋が独立したハノクになっていて、門を入ると小さなマダンと呼ばれる庭があり、なんとそこに露天風呂までついているのです。
私達はミレニアムパークを楽しんで部屋に戻った後、早速お湯を張って買っておいたマッコリを飲みながら露天風呂を堪能しました。田舎なので静かだし星もきれい。ハノク独特の瓦屋根や門など周りが全て昔風で、しかも少しのぼせているので時代が交錯したような、タイムスリップしたかのような不思議な感覚でした。とてもリラックスできて良かっただけに、食事がとても悔やまれます!
とてものんびりゆっくりできるので、両親を連れて宿泊する日本人の観光客が多いそうですよ。私も次回は父を連れて来てあげたいなと思いました。
http://www.utravelnote.com/korea/hotel/rakkung
前回(9月9日)に引き続き、釜山・慶州旅行記です。
さて、タクシーのアジョシの食べたカルグクス(手打ちうどん)代を払ってあげたかったのですが、韓国語で説明できなかったり渡すタイミングを逃してしまったため、ホテルまで送ってもらいタクシー代を支払う時にお礼の気持ちも込めてお釣りをチップとして渡しました。
アメリカではチップが当たり前ですが、韓国も日本と同じくチップを渡す習慣がないので本当ならチップを渡さなくても良いし、日本人はお金を持っている、とか、お金を恵んでくれているのか、などと思われやしないかとも思いました。それでも、とても良くしてもらったお礼の気持ちを何とか伝えたかったのです。
「カムサムニダ、コマプスムニダ」というお礼の言葉だけでなく、「助かりました」や「おかげで楽しい時間が過ごせました」など、もっと気持ちの伝えられるお礼の表現をパっと言えるようにまた帰国して勉強に励みたいなと思いました。
ちなみに日本に帰って韓国語の先生にその話をすると、「ご飯代を払わないのは当たり前ですよ。払わなくていいですよ」とあっさり言われました。
私達が宿泊したのは新羅テーマパーク内にある韓国の伝統家屋「韓屋(ハノク)」様式のホテルでした。新羅ミレニアムパークは様々なドラマの撮影にも使われているテーマパークで、新羅時代の街並みが再現されています。
http://www.utravelnote.com/korea/hotel/rakkung
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2013-09-09 : 18:45 : admin
こんにちは、Ayakoです。釜山旅行から随分たつのに、エピソード満載の旅だったので(と言うか何でもエピソードにしてしまっている?)なかなか先に進みません。
さて、石窟庵からタクシーに乗る事約40分、カルグクスのお店が並ぶ一帯にやってきました。ちなみにこの地域のカルグクスは、南山で参拝を終えた登山客が疲れた体を癒やすために食べたのが名物になったそうです。
さて、目的のお店を探すアジョシが「チョノチョノ」と言うので何だろうと思ったら、友人が「電話番号じゃない?」と一言。番号を渡すとアジョシがお店に電話して道を聞いてくれました。韓国語の標準語では電話を「チョヌァ」と言いますが、チョノが電話なんて全く思いつきもせず、標準語すらまだまだなのになぜか訛りが分からなかった事の方がショックだった私でした。
お店に着いた時私は思いました。ここでまたタクシーを探すのはかなりの手間だ、と。そこで「アジョシ、ご飯を食べた後にミレニアムパークに行くんだけど…」と習いたての「〜した後に」という表現を使って伝えると、彼は「それならワシもここでご飯を食べて待っといてやる」と申し出てくれました。
中に入るとアジョシが私達の注文までしてくれて、しかも私達を気遣ってか遠くの方で1人で食事をしてくれました。友人と「気が利くアジョシだね、彼の分も払わなきゃね」と話していたのですが、アジョシは食べ終わると自分の分を支払ってタクシーの中で待っていてくれました。
肝心のカルグクスは一般的なものと違いゴマ風味でとても美味しかったのですが、量がとても多く最後の方はウプっとなってしまいました。と言うのも、アジョシがお店の人に普通サイズを頼んでくれたのにお店の人が間違えて大盛りを持ってきていたのです。お金を払う時分になって500Wほど高いのでそれに気がつきました。しかもチジミも食べたのでお腹が異常に膨れてしまいました。やっぱり旅の際は美味しい物を少しずつ、がいいですね。お店のHPから写真をお借りしました。
お腹もいっぱいになりタクシーに戻り次に目指すは宿泊するホテルのある「新羅ミレニアムパーク」です。
* 写真 *
花郎(ファラン:新羅時代の貴族の若者のエリート集団)の武術&馬術公演@ミレニアムパーク

さて、石窟庵からタクシーに乗る事約40分、カルグクスのお店が並ぶ一帯にやってきました。ちなみにこの地域のカルグクスは、南山で参拝を終えた登山客が疲れた体を癒やすために食べたのが名物になったそうです。
さて、目的のお店を探すアジョシが「チョノチョノ」と言うので何だろうと思ったら、友人が「電話番号じゃない?」と一言。番号を渡すとアジョシがお店に電話して道を聞いてくれました。韓国語の標準語では電話を「チョヌァ」と言いますが、チョノが電話なんて全く思いつきもせず、標準語すらまだまだなのになぜか訛りが分からなかった事の方がショックだった私でした。
お店に着いた時私は思いました。ここでまたタクシーを探すのはかなりの手間だ、と。そこで「アジョシ、ご飯を食べた後にミレニアムパークに行くんだけど…」と習いたての「〜した後に」という表現を使って伝えると、彼は「それならワシもここでご飯を食べて待っといてやる」と申し出てくれました。
中に入るとアジョシが私達の注文までしてくれて、しかも私達を気遣ってか遠くの方で1人で食事をしてくれました。友人と「気が利くアジョシだね、彼の分も払わなきゃね」と話していたのですが、アジョシは食べ終わると自分の分を支払ってタクシーの中で待っていてくれました。
肝心のカルグクスは一般的なものと違いゴマ風味でとても美味しかったのですが、量がとても多く最後の方はウプっとなってしまいました。と言うのも、アジョシがお店の人に普通サイズを頼んでくれたのにお店の人が間違えて大盛りを持ってきていたのです。お金を払う時分になって500Wほど高いのでそれに気がつきました。しかもチジミも食べたのでお腹が異常に膨れてしまいました。やっぱり旅の際は美味しい物を少しずつ、がいいですね。お店のHPから写真をお借りしました。

お腹もいっぱいになりタクシーに戻り次に目指すは宿泊するホテルのある「新羅ミレニアムパーク」です。
* 写真 *
花郎(ファラン:新羅時代の貴族の若者のエリート集団)の武術&馬術公演@ミレニアムパーク
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2013-09-02 : 18:22 : admin
こんにちは、Ayako です。無事東北から帰ってきました!あの後岩手県の盛岡や平泉をはじめ、電車や市バス、BRTと呼ばれる鉄道の代行バスを利用して釜石市や大船渡市、宮城県の気仙沼を訪れ最後に仙台から東京へ戻りました。色々な場所を訪れる事ができとても有意義な旅でした。
さて、私のブログは東北からまた韓国へお話が戻ります。
前回(8月19日)、大変な思いをして石窟庵に辿り着いたお話で終わったと思います。ところで余談ですが、石窟庵の前で眼下の風景バックに友人とお互いに写真を撮り合っていた時の事、ある韓国人カップルが私達に2人の写真を撮って欲しいと言ってきました。快く写真を撮ってあげて、当然私達にも「2人で撮ってあげるよ」ぐらいに言ってくれるものだと思っていました(だって、私達2人一緒に写せないから1人ずつ交代で写真を撮り合っていたんですよ!)。なのに!何のオファーもないどころか、お礼も言わずにさっさと下へ下りて行ってしまいました。私達は唖然として、「あんな彼氏絶対嫌だ!」とブーブー文句を言い合いました。これこそ負け犬の遠吠え(笑)?
余談はこのくらいにして…さて、石窟庵の駐車場ではまたタクシー運転手の客引き合戦です。ある運転手さんが韓国語で「下まで5000ウォン」と声をかけてきました。最初はまた客引きかと軽くあしらっていたのですが、「下ってどこ?1番下のバス停のとこ?」と聞くと「イェーイェー(はいはい)」と言うので、さっきより安いねと乗せてもらう事にしました。
バス停に着いて、ここからどこどこへ行きたいのだけど…と言うと、そこは遠いからバスで行くには大変だと運転手さんがしきりに言います。
実は韓国語の慶州アクセントはかなり標準とは違い(このおじさんだけ?)聞き取りにくかったのですが、それでも次の目的地まで行くのが大変だと言っている事はわかります。「じゃあここまで乗せて下さい」と言うと、そこまで行くにはメーターになるから…などと明らかに行きたくない様子。
次の目的地は、「故郷カルグクス(手打ちうどん)」と呼ばれる慶州の郷土料理のお店でした。最初は諦めてバスで行こうとしたのですが、親切な運転手さんが、しょうがないなあという感じで「乗りなさい」と連れて行ってくれる事になりました。このおじさんとはこれからしばらくのお付き合いとなります^^。
* 写真 *
慶州で宿泊したホテルの敷地内にあった外灯。よく見ると傘が王冠。
韓国へ行く度に買い集めているブックマーク。
お土産にいいですよ!
さて、私のブログは東北からまた韓国へお話が戻ります。
前回(8月19日)、大変な思いをして石窟庵に辿り着いたお話で終わったと思います。ところで余談ですが、石窟庵の前で眼下の風景バックに友人とお互いに写真を撮り合っていた時の事、ある韓国人カップルが私達に2人の写真を撮って欲しいと言ってきました。快く写真を撮ってあげて、当然私達にも「2人で撮ってあげるよ」ぐらいに言ってくれるものだと思っていました(だって、私達2人一緒に写せないから1人ずつ交代で写真を撮り合っていたんですよ!)。なのに!何のオファーもないどころか、お礼も言わずにさっさと下へ下りて行ってしまいました。私達は唖然として、「あんな彼氏絶対嫌だ!」とブーブー文句を言い合いました。これこそ負け犬の遠吠え(笑)?
余談はこのくらいにして…さて、石窟庵の駐車場ではまたタクシー運転手の客引き合戦です。ある運転手さんが韓国語で「下まで5000ウォン」と声をかけてきました。最初はまた客引きかと軽くあしらっていたのですが、「下ってどこ?1番下のバス停のとこ?」と聞くと「イェーイェー(はいはい)」と言うので、さっきより安いねと乗せてもらう事にしました。
バス停に着いて、ここからどこどこへ行きたいのだけど…と言うと、そこは遠いからバスで行くには大変だと運転手さんがしきりに言います。
実は韓国語の慶州アクセントはかなり標準とは違い(このおじさんだけ?)聞き取りにくかったのですが、それでも次の目的地まで行くのが大変だと言っている事はわかります。「じゃあここまで乗せて下さい」と言うと、そこまで行くにはメーターになるから…などと明らかに行きたくない様子。
次の目的地は、「故郷カルグクス(手打ちうどん)」と呼ばれる慶州の郷土料理のお店でした。最初は諦めてバスで行こうとしたのですが、親切な運転手さんが、しょうがないなあという感じで「乗りなさい」と連れて行ってくれる事になりました。このおじさんとはこれからしばらくのお付き合いとなります^^。
* 写真 *
慶州で宿泊したホテルの敷地内にあった外灯。よく見ると傘が王冠。
韓国へ行く度に買い集めているブックマーク。
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2013-08-19 : 17:31 : admin
韓国:釜山&慶州旅行記
こんにちは、Ayakoです。
世界遺産石窟庵(ソックラム)は仏国寺よりさらに上、吐含山(トハムサン)という山の麓に作られた3.4mの釈迦如来像が安置されている花崗岩のドームです。
さて、この日はとても暑くて、荷物も重かったので仏国寺でかなり疲れてしまい、正直石窟庵はどうでも良くなっていました。仏国寺から石窟庵への行き方の案内も不十分なのでどうやって行くかも全くわかりません。私たちの会話は、「どうやって行く~?タクシー乗る?」「どっちでもいいよ~、でもタクシーでいくらなのかな」「タクシー高そうだね、バスないのかな」「…」「…」の繰り返し。思考回路が停止状態でした。私はただひたすら友達が「石窟庵はもういいか」と言ってくれるのを待っていたのですが、友達も同じだったのか、それとも「ここまで来たのに…」という気持ちがあるのか、「頑張って行こう!」とも声をかけてくれませんが、「やめよう」とも言いません。結局仏国寺入り口前の駐車場で暑い中15分ぐらいウロウロとしている間に向こうの道路にバスが通っていくのが見え、バス停に行ってみると次のバスは20分後。もうタクシーに乗ってしまえ!と値段を聞いて1万ウォン(当時700円ぐらい)で石窟庵までお願いしました。仏国寺から石窟庵までどれぐらいの距離か全くわからなかったのでこの値段が適正なのかわかりませんでしたが、もうとにかく疲れていたのでようやく座れてホっとしていたら…。タクシーは山道を暴走!すごい勢いでクネクネと曲がる山道を上がって行きます。ソウルのタクシーもかなり荒い運転ですが慶州も同じようです。
結局20分ぐらいかかって石窟庵の駐車場まで辿り着きました。ホッとしたのも束の間…入り口で入場料を支払うと目の前は砂利道。どうも石窟庵はまだまだ先のようです。砂利道をさらに行くこと約20分。少し開けた広場に到着しましたが、石窟庵はここではなさそう。地図を持っていなかったので、今自分達がどこの辺りにいてあとどれぐらいで着くのか全くわかりませんでした。
さらに上へ登って15〜20分、ようやく石窟庵の入り口に辿り着きました。かなり登ってきたので見晴らしがとても良かったですが、昔の人はよくこのような所にこのようなものを作ったな…と感心せずにはいられません。
さて、あまりに疲れて石窟庵の写真を撮るのをすっかり忘れていました。中の大仏は撮影禁止だったのでウィキペディアから写真をお借りしました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%AA%9F%E5%BA%B5
苦労して会えた大仏様は、ガラスの向こうに安置されていて近寄れませんでしたが、とても素晴らしかったです。
こんにちは、Ayakoです。
世界遺産石窟庵(ソックラム)は仏国寺よりさらに上、吐含山(トハムサン)という山の麓に作られた3.4mの釈迦如来像が安置されている花崗岩のドームです。
さて、この日はとても暑くて、荷物も重かったので仏国寺でかなり疲れてしまい、正直石窟庵はどうでも良くなっていました。仏国寺から石窟庵への行き方の案内も不十分なのでどうやって行くかも全くわかりません。私たちの会話は、「どうやって行く~?タクシー乗る?」「どっちでもいいよ~、でもタクシーでいくらなのかな」「タクシー高そうだね、バスないのかな」「…」「…」の繰り返し。思考回路が停止状態でした。私はただひたすら友達が「石窟庵はもういいか」と言ってくれるのを待っていたのですが、友達も同じだったのか、それとも「ここまで来たのに…」という気持ちがあるのか、「頑張って行こう!」とも声をかけてくれませんが、「やめよう」とも言いません。結局仏国寺入り口前の駐車場で暑い中15分ぐらいウロウロとしている間に向こうの道路にバスが通っていくのが見え、バス停に行ってみると次のバスは20分後。もうタクシーに乗ってしまえ!と値段を聞いて1万ウォン(当時700円ぐらい)で石窟庵までお願いしました。仏国寺から石窟庵までどれぐらいの距離か全くわからなかったのでこの値段が適正なのかわかりませんでしたが、もうとにかく疲れていたのでようやく座れてホっとしていたら…。タクシーは山道を暴走!すごい勢いでクネクネと曲がる山道を上がって行きます。ソウルのタクシーもかなり荒い運転ですが慶州も同じようです。
結局20分ぐらいかかって石窟庵の駐車場まで辿り着きました。ホッとしたのも束の間…入り口で入場料を支払うと目の前は砂利道。どうも石窟庵はまだまだ先のようです。砂利道をさらに行くこと約20分。少し開けた広場に到着しましたが、石窟庵はここではなさそう。地図を持っていなかったので、今自分達がどこの辺りにいてあとどれぐらいで着くのか全くわかりませんでした。
さらに上へ登って15〜20分、ようやく石窟庵の入り口に辿り着きました。かなり登ってきたので見晴らしがとても良かったですが、昔の人はよくこのような所にこのようなものを作ったな…と感心せずにはいられません。
さて、あまりに疲れて石窟庵の写真を撮るのをすっかり忘れていました。中の大仏は撮影禁止だったのでウィキペディアから写真をお借りしました。

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2013-08-12 : 21:46 : admin
韓国:釜山&慶州旅行記
こんにちは、Ayakoです。毎日猛暑…いや酷暑が続いていますね。私の住む地域も連日36度です。外で毎日暑い思いをしていらっしゃる方にはとても申し訳ないですが、私はあまり外に出ないし移動は車、その上お店は涼しいのでたまに外に出ると汗が噴き出て暑さが逆に心地よかったりします。
さて、まだまだ釜山&慶州旅行記は続きます。
慶州市駅1つ手前の仏国寺駅で電車を降りると道路の向こう側からバスで仏国寺下まで行く事ができました。韓国へ行くとタクシーの客引きが多いので、ついつい楽をしてタクシーに乗っちゃう?と言いそうになるのですが、やはり料金にばらつきもあるし適正な値段か判断しにくいのが難点です。一方バスは安いのですが、お釣りなしの乗車賃が必要、下りるバス停名を把握しておかなければならない、本当に正しいバス停で待っていて正しいバスに乗っているか不安、などという事もあるので乗り間違い等の間違いを見越して乗る事をおすすめします。間違えた時はそれもまた思い出と思って…
仏国寺下でバスを降りるとそこから歩いて仏国寺入り口まで坂道を上っていきます。帰りに気付きましたが、バスも20分間隔ぐらいである様でした。坂道はけっこうしんどいので体力に自信のない方はバスを使った方がいいかもしれません。何せ、仏国寺についてからもかなり歩きますから。
さて、仏国寺の入り口につくと大きな門をくぐって中に入ります。
仏国寺は751年に建設が始まり23年後に完成した新羅王朝時代のお寺ですが、戦乱などで焼失し今のような姿になったのは1970年代だそうです。
写真中央にある橋はこの世とあの世を結ぶ橋だそうですが、昔はこの下一帯は池になっていたそうです。ちなみに写真には写っていませんが、左側に対になる同じ形式の橋があり、どちらも韓国の国宝です。
写真奥に見える「〜修理」とあるのが、現在改修中の多宝塔と呼ばれる石塔でこちらも橋と同様韓国の国宝です。
そしてこちらが仏国寺の本殿「大雄殿」です。中に入ったり写真を撮る事はできなかったのですが、その本殿の中では檀家の方々でしょうか、何度も正座をしたり立ったりする韓国独特のお祈りをしていました。
さて、次はもう1つの世界遺産石窟庵(ソックラム)を目指します。
こんにちは、Ayakoです。毎日猛暑…いや酷暑が続いていますね。私の住む地域も連日36度です。外で毎日暑い思いをしていらっしゃる方にはとても申し訳ないですが、私はあまり外に出ないし移動は車、その上お店は涼しいのでたまに外に出ると汗が噴き出て暑さが逆に心地よかったりします。
さて、まだまだ釜山&慶州旅行記は続きます。
慶州市駅1つ手前の仏国寺駅で電車を降りると道路の向こう側からバスで仏国寺下まで行く事ができました。韓国へ行くとタクシーの客引きが多いので、ついつい楽をしてタクシーに乗っちゃう?と言いそうになるのですが、やはり料金にばらつきもあるし適正な値段か判断しにくいのが難点です。一方バスは安いのですが、お釣りなしの乗車賃が必要、下りるバス停名を把握しておかなければならない、本当に正しいバス停で待っていて正しいバスに乗っているか不安、などという事もあるので乗り間違い等の間違いを見越して乗る事をおすすめします。間違えた時はそれもまた思い出と思って…
仏国寺下でバスを降りるとそこから歩いて仏国寺入り口まで坂道を上っていきます。帰りに気付きましたが、バスも20分間隔ぐらいである様でした。坂道はけっこうしんどいので体力に自信のない方はバスを使った方がいいかもしれません。何せ、仏国寺についてからもかなり歩きますから。
さて、仏国寺の入り口につくと大きな門をくぐって中に入ります。
仏国寺は751年に建設が始まり23年後に完成した新羅王朝時代のお寺ですが、戦乱などで焼失し今のような姿になったのは1970年代だそうです。
写真奥に見える「〜修理」とあるのが、現在改修中の多宝塔と呼ばれる石塔でこちらも橋と同様韓国の国宝です。
さて、次はもう1つの世界遺産石窟庵(ソックラム)を目指します。
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2013-08-05 : 22:08 : admin
韓国:釜山&慶州旅行記
こんにちは、Ayakoです。
さて、いよいよこの旅のメインとも言える慶州観光です。釜山観光が予定よりも早く終わってしまったので釜山から慶州まで日帰り観光をしてしまいましたが、元々は慶州で1泊2日して全ての観光地を見る予定でした。後で考えれば、慶州を1泊2日は少し辛いかなと思います。2日あった方がゆっくりとたくさんの場所を見れますよ。特に、何度も言うように各観光地がけっこう離れた場所にあるので普通ガイドブックではタクシーを1日貸し切って回った方が楽だとか経済的だと書いてあります。ただ、慶州は釜山から日帰りで行ける距離なので、2泊するも良し、私たちのように1日は日帰り、1日は慶州で宿泊、というようなプランでも悪くないかなと思います。やはり韓国の夜を楽しみたい方には釜山の繁華街がおすすめですからね。慶州は田舎なので静かにゆっくりしたい方にはいいと思います。私たちは慶州での1泊をとーってもゆっくりのんびり過ごす事ができました。それはこの旅行記後半のお楽しみ!
さて、前日は電車の良い時間がなくて釜山から慶州までの交通手段にバスを選びましたが、今度はきちんと前日に電車の時間を調べてバッチリ!電車に乗る事ができました。
ゲストハウスのある海雲台(ヘウンデ)駅から慶州駅の1つ手前、世界遺産のある仏国寺(プルグクサ)駅を目指します。
ヨーロッパでの電車旅行に味をしめて、韓国でも電車の旅をしたいと思っていた私のこの旅のハイライトの1つが電車に乗る事でした。
ですから待ちに待った電車です!しかも地図で見ると、海岸沿いを走る電車なので景色が楽しみ。
私たちが乗り込むのはムングファ号(たぶん)という地方都市を結ぶ電車です。
席は予約制のようで乗車券に席番号が記してあったのですが、私たちは海岸側ではなく山側の席でした。残念。ですが走ってみると海が見えたのは駅を出てほんの少しの間で、あとはほとんど内陸を走っていたので景色は普通でした。
さて、景色以外の楽しみが乗客観察です!どんなお客さんが乗ってくるのでしょうか。私たちが乗ったムングファ号には登山スタイルのご年配の方々のグループがいました。皆さん蔚山(ウルサン)という駅で降りていったので、1000m級の山々が連なる嶺南(ヨンナム)アルプスに行かれたのかもしれません。電車の中での様子をうかがっていると、どうも乗車券を持っていないのか、人の席に座って仲間でワイワイしていて、その席を予約していたお客さんが来ると「ゴメンゴメン」と席を譲って(?)いました。なんとも韓国らしい光景でした。
こんにちは、Ayakoです。
さて、いよいよこの旅のメインとも言える慶州観光です。釜山観光が予定よりも早く終わってしまったので釜山から慶州まで日帰り観光をしてしまいましたが、元々は慶州で1泊2日して全ての観光地を見る予定でした。後で考えれば、慶州を1泊2日は少し辛いかなと思います。2日あった方がゆっくりとたくさんの場所を見れますよ。特に、何度も言うように各観光地がけっこう離れた場所にあるので普通ガイドブックではタクシーを1日貸し切って回った方が楽だとか経済的だと書いてあります。ただ、慶州は釜山から日帰りで行ける距離なので、2泊するも良し、私たちのように1日は日帰り、1日は慶州で宿泊、というようなプランでも悪くないかなと思います。やはり韓国の夜を楽しみたい方には釜山の繁華街がおすすめですからね。慶州は田舎なので静かにゆっくりしたい方にはいいと思います。私たちは慶州での1泊をとーってもゆっくりのんびり過ごす事ができました。それはこの旅行記後半のお楽しみ!
さて、前日は電車の良い時間がなくて釜山から慶州までの交通手段にバスを選びましたが、今度はきちんと前日に電車の時間を調べてバッチリ!電車に乗る事ができました。
ゲストハウスのある海雲台(ヘウンデ)駅から慶州駅の1つ手前、世界遺産のある仏国寺(プルグクサ)駅を目指します。

私たちが乗り込むのはムングファ号(たぶん)という地方都市を結ぶ電車です。
さて、景色以外の楽しみが乗客観察です!どんなお客さんが乗ってくるのでしょうか。私たちが乗ったムングファ号には登山スタイルのご年配の方々のグループがいました。皆さん蔚山(ウルサン)という駅で降りていったので、1000m級の山々が連なる嶺南(ヨンナム)アルプスに行かれたのかもしれません。電車の中での様子をうかがっていると、どうも乗車券を持っていないのか、人の席に座って仲間でワイワイしていて、その席を予約していたお客さんが来ると「ゴメンゴメン」と席を譲って(?)いました。なんとも韓国らしい光景でした。
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2013-07-29 : 17:46 : admin
# フォト日記(5)
韓国:釜山&慶州旅行記
こんにちは、Ayakoです。
先日、この釜山&慶州旅行について思い出していたのですが、家を出て100mの所でパスポートを忘れていた事に気づき引き返した事を思い出しました。これはこのブログの読者の方々にも注意喚起をしておかなければと思い、前回の続きを書く前に一言。皆さん、飛行機ではなく船で韓国へ行く時もパスポートをお忘れなく!…というようなおっちょこちょいは私だけでしょうか。「海外旅行=飛行機で行く=パスポートがいる」という公式しか私の頭の中にはなかったのでしょうか…。それにしても100mの所で思い出して本当に幸いでした。
さて、天文台を見た後も自転車で先へ進み、雁鴨池(アナプチ)を海に見立てた離宮跡や新羅の宮殿跡である半月城、国立慶州博物館へも足を運びました。
残念ながらこの旅行で撮った写真の多くを誤って削除してしまい半分ぐらいしか復元できなかったのでこの時の写真があまり残っていません。私たちが参考にしたHPに詳しい歴史の解説や写真が載っているので参考にして下さい。
雁鴨池の離宮 http://www.tabijin.com/anapji.html
半月城 http://www.tabijin.com/banwolseong.html
国立慶州博物館 http://www.tabijin.com/hakubutsukann.html
今回私たちがまわった大陵苑〜国立慶州博物館までのルートはバスやタクシーでも行けますが、自然が豊かだし建物も情緒があって素敵なのでサイクリングをイチ押しします!
さて、自転車を返却した後にまた釜山に戻った私たちが向かったのは、釜山の繁華街、西面(ソミョン)です。
ここで私は今まで食べた韓国料理の中で1番美味しいと思った食べ物に出会いました。安東(アンドン)という地域の郷土料理であるチムダクです。鶏肉とジャガイモ、野菜、春雨を甘辛に煮た食べ物なのですが、なんとも言えない深い味付けでとても美味しかったです。ビールととても合いました。
食べ物を堪能した後はゲストハウス近くの海雲台ビーチで釜山の夜景を楽しみました。ビーチには意外と中年のおじさま方が多く、中には何故か相撲をとっているおじさまグループもいましたよ!
こんにちは、Ayakoです。
先日、この釜山&慶州旅行について思い出していたのですが、家を出て100mの所でパスポートを忘れていた事に気づき引き返した事を思い出しました。これはこのブログの読者の方々にも注意喚起をしておかなければと思い、前回の続きを書く前に一言。皆さん、飛行機ではなく船で韓国へ行く時もパスポートをお忘れなく!…というようなおっちょこちょいは私だけでしょうか。「海外旅行=飛行機で行く=パスポートがいる」という公式しか私の頭の中にはなかったのでしょうか…。それにしても100mの所で思い出して本当に幸いでした。
さて、天文台を見た後も自転車で先へ進み、雁鴨池(アナプチ)を海に見立てた離宮跡や新羅の宮殿跡である半月城、国立慶州博物館へも足を運びました。
残念ながらこの旅行で撮った写真の多くを誤って削除してしまい半分ぐらいしか復元できなかったのでこの時の写真があまり残っていません。私たちが参考にしたHPに詳しい歴史の解説や写真が載っているので参考にして下さい。
雁鴨池の離宮 http://www.tabijin.com/anapji.html
半月城 http://www.tabijin.com/banwolseong.html
国立慶州博物館 http://www.tabijin.com/hakubutsukann.html
今回私たちがまわった大陵苑〜国立慶州博物館までのルートはバスやタクシーでも行けますが、自然が豊かだし建物も情緒があって素敵なのでサイクリングをイチ押しします!
さて、自転車を返却した後にまた釜山に戻った私たちが向かったのは、釜山の繁華街、西面(ソミョン)です。
ここで私は今まで食べた韓国料理の中で1番美味しいと思った食べ物に出会いました。安東(アンドン)という地域の郷土料理であるチムダクです。鶏肉とジャガイモ、野菜、春雨を甘辛に煮た食べ物なのですが、なんとも言えない深い味付けでとても美味しかったです。ビールととても合いました。
食べ物を堪能した後はゲストハウス近くの海雲台ビーチで釜山の夜景を楽しみました。ビーチには意外と中年のおじさま方が多く、中には何故か相撲をとっているおじさまグループもいましたよ!
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2013-07-22 : 14:20 : admin
こんにちは、Ayakoです。
さて、今回の釜山&慶州旅行記は、東洋初の天文台、瞻星台(チョムソンデ)のお話の続きです。実は前回(2013年7月8日)の写真に瞻星台が写っていたのですが、お気付きになられたでしょうか。もう1度見直してみて下さいね。
昼食を食べ終えた私たちは早速公園の方へ向かい、お目当ての瞻星台を見に行きました。ところが私たちは「ん、んん?もしかしてこれ?」と思わずお互いに顔を見合わせてしまいました。
世界遺産の瞻星台は公園の中にポツンと建っているだけ。囲っている柵も30センチほどの高さしかなく、後ろ側からでも柵をまたいで中に入ることができました。世界遺産と言われなければ、ただのオブジェみたい。これを是非見たいと言っていた友達は少し唖然となり大いに失望していました。瞻星台の事をあまり知らなかった私ですらそうですから、友達のショックぶりはかなりのものでした。
ただ、瞻星台は世界遺産に登録される前からこの公園にあって慶州市民から愛されてきたであろう遺跡であり、もしかすると日本人は世界遺産を少し意識し過ぎて特別視している部分もあるのかもしれません。私たちも過剰な期待をしていたのかもしれません。後で他の世界遺産の話もしますが、韓国の…慶州の世界遺産は大きな驚きは少なく、正直「あれ、こんなもの?」と思うものばかりでした。
ですが今思えば、現代は、あるものを世界遺産と言って観光資源として大々的に宣伝し、本当は当時の人々の信仰の対象であったり日常生活に役立つものであったり、または大自然であったり普通の建造物であったりしたものが、過剰に付加価値を付けられて経済発展の道具にされている嫌いがあるかもしれません。世界遺産であろうがあるまいが、そのものの歴史的価値を自分の感性で感じられたらいいなと思います。瞻星台はとても素朴な世界遺産でしたが、その事を改めて認識させられました。
ちなみに中は真ん中の穴まで土が盛られているそうです。また、私達は後ろ側から入ったのにあとで気付いたのですが、正面には普通の家屋の門程度の入り口があり、脇にアジュンマ(おばさん)が座って番をしていました。そこに500ウォン(約35円ほど)と書いてあったのでお金が要ったみたい・・・。でも私達はそれに気付かずに正面から出ていきましたが、全く気付かれませんでした。
* 写真 *
丸いものは全部古墳です。
慶州市内の情緒ある風景(一般の民家です)
さて、今回の釜山&慶州旅行記は、東洋初の天文台、瞻星台(チョムソンデ)のお話の続きです。実は前回(2013年7月8日)の写真に瞻星台が写っていたのですが、お気付きになられたでしょうか。もう1度見直してみて下さいね。
昼食を食べ終えた私たちは早速公園の方へ向かい、お目当ての瞻星台を見に行きました。ところが私たちは「ん、んん?もしかしてこれ?」と思わずお互いに顔を見合わせてしまいました。
ただ、瞻星台は世界遺産に登録される前からこの公園にあって慶州市民から愛されてきたであろう遺跡であり、もしかすると日本人は世界遺産を少し意識し過ぎて特別視している部分もあるのかもしれません。私たちも過剰な期待をしていたのかもしれません。後で他の世界遺産の話もしますが、韓国の…慶州の世界遺産は大きな驚きは少なく、正直「あれ、こんなもの?」と思うものばかりでした。
ですが今思えば、現代は、あるものを世界遺産と言って観光資源として大々的に宣伝し、本当は当時の人々の信仰の対象であったり日常生活に役立つものであったり、または大自然であったり普通の建造物であったりしたものが、過剰に付加価値を付けられて経済発展の道具にされている嫌いがあるかもしれません。世界遺産であろうがあるまいが、そのものの歴史的価値を自分の感性で感じられたらいいなと思います。瞻星台はとても素朴な世界遺産でしたが、その事を改めて認識させられました。
ちなみに中は真ん中の穴まで土が盛られているそうです。また、私達は後ろ側から入ったのにあとで気付いたのですが、正面には普通の家屋の門程度の入り口があり、脇にアジュンマ(おばさん)が座って番をしていました。そこに500ウォン(約35円ほど)と書いてあったのでお金が要ったみたい・・・。でも私達はそれに気付かずに正面から出ていきましたが、全く気付かれませんでした。
* 写真 *


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2013-07-08 : 17:59 : admin
こんにちは、Ayakoです。韓国旅行記を書いている最中ですが、またまた旅友達から国内旅行のお誘いがありました。私自身は決して自分の事を旅好きとは思っていなくて、むしろ面倒くさいので自分で旅行を計画する事はほとんどありません。周りに旅好きの友人が多いので誘われて行く事がほとんどです。
さてさて、そんな旅好き友達の1人に誘われて突然決行した釜山&慶州旅行記の続きです。
大陵苑を出た私達が向かったのは、新羅発の女王、善徳女王が建てたと言われる東洋初の天文台、瞻星台(チョムソンデ)です。ちなみに新羅と聞くと、学生時代の歴史の授業を思い出しませんか。私は「高句麗、新羅、百済」の位置を書く問題が試験に出たのを覚えています。この三国を統一したのが新羅でその都が私達が訪れた慶州です。
「善徳女王」というドラマがあるので韓国ドラマ好きなら誰でも知っているこの女王。友人もこのドラマにはまった1人で彼女の今回の旅行のメインイベントが善徳女王の作ったこの瞻星台を見る事でした。
さて自転車を走らせていると、広大な公園が見えてきて驚きました。本当に広い!
ですが公園に入る前にもう1つ私達には目的が!そう、お昼ご飯です。慶州は「包むご飯」という意味のサムパブという、おかずやご飯を葉物の野菜で包んで食べる料理が有名だとの事で、ガイドブックで調べて公園の前にあるサムパブのお店に入りました。
サムパブはソウルで何度か食べた事があって好きな韓国料理の1つなのですが、期待し過ぎたのか今回はちょっぴりハズレでした。この写真のお料理が全部大きなお盆にセットしてありお客さんが来たらすぐに出せるようになっていたので、席に着いたとたんこのおかずがバーっと並べられましたが、出てきた時にはもう冷めていてあまり美味しくありませんでした。しかも1つ、強烈にくさーーいお魚があり、思わずウェっと吐き出してしまいました。
「こんな事もあるさー」とばかりに気を取り直して公園へ目的の瞻星台を見に行きました。…がここでも期待を裏切られる事に(友人は特に)。
私達の交わした言葉は「あ、あれ、瞻星台ってこんなもん?」
…という所で続きは次回!
さてさて、そんな旅好き友達の1人に誘われて突然決行した釜山&慶州旅行記の続きです。
大陵苑を出た私達が向かったのは、新羅発の女王、善徳女王が建てたと言われる東洋初の天文台、瞻星台(チョムソンデ)です。ちなみに新羅と聞くと、学生時代の歴史の授業を思い出しませんか。私は「高句麗、新羅、百済」の位置を書く問題が試験に出たのを覚えています。この三国を統一したのが新羅でその都が私達が訪れた慶州です。
「善徳女王」というドラマがあるので韓国ドラマ好きなら誰でも知っているこの女王。友人もこのドラマにはまった1人で彼女の今回の旅行のメインイベントが善徳女王の作ったこの瞻星台を見る事でした。
さて自転車を走らせていると、広大な公園が見えてきて驚きました。本当に広い!
ですが公園に入る前にもう1つ私達には目的が!そう、お昼ご飯です。慶州は「包むご飯」という意味のサムパブという、おかずやご飯を葉物の野菜で包んで食べる料理が有名だとの事で、ガイドブックで調べて公園の前にあるサムパブのお店に入りました。
「こんな事もあるさー」とばかりに気を取り直して公園へ目的の瞻星台を見に行きました。…がここでも期待を裏切られる事に(友人は特に)。
私達の交わした言葉は「あ、あれ、瞻星台ってこんなもん?」
…という所で続きは次回!
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