2012-05-30 : 21:02 : admin
# 銭湯の話 その8
こんにちは、ロシア語担当の T です。Toko さんが先週、« Travelogue – my humble love for Japan » という大変素敵なタイトルの新しいカテゴリーを私のために作成してくださいましたが、今日は日本国内旅行の話ではなく、銭湯の話をしたいと思います。
私が通っている「S湯」は、新しくてピカピカの銭湯を好む人には、お勧めできません。なぜなら、その銭湯は新しくもありませんし、ピカピカでもありません。しかし、そのレトロな雰囲気の門をくぐると、昔ながら(どれくらい昔のかと聞かれたら、答えに困りますが、少なくとも昭和中期と言ったら間違いないと思います)の銭湯を存分に楽しむことができます。
脱衣所の柳行李、番台、湯船も噴水のあるところはもちろん、電気風呂(今まで一回も入ったことがありません、怖いです!)や薬湯も大変素敵なものばかりです。そして、サウナは遠赤外線のものです。
と言いながらも、この昔ながらのS銭湯には、私は銭湯に通っている人として初めてした・されたことも多々ありました。例えば、私のサウナにいる時間が湯船に浸かっている時間を超えたのもそうですし、京都のサウナに通っていて例の「サウナ男」以外に話かけれらたのも、ここが初めてでした。その、後者の経験についてちょっとだけ書かせて下さい。
ある日、いつもどおり「S湯」に入って、早速サウナに入ることにした私が、髪の毛が少し長めの男性に話かけられました。「おたくのお国はどちらですか?」と聞かれて、そこからウクライナの地理的な位置の話になって、「冬がきわめて寒い」話に発展していって、さらに盛り上がって「日烏の銭湯・サウナ比較論」という大変切実なテーマについて熱い議論がなされました。そして、最後に「S湯」よりだいぶ西のほうにある「F温泉」を勧め、その武士のような恰好をしたおじさんはサウナを後にしました。
この会話で実は一番嬉しかったのは、日本語で話かけられたことです。(二番に嬉しかったのは、それが銭湯での出来事であったことです。)大体私の顔を見ると、ほとんどの日本人は一生懸命英語で話をかけてきますが、そういう意味では「S湯」のおじさんに、心より感謝しております。
名前の分からないS湯の常連さん、ありがとうございました!
追伸。このブログを書き終えたころに、ウクライナからサッカーに関するあるニュースが入ってきました。それは、ヨーロッパ選手権を前に、ウクライナ人の国民的なアイドルであるシェフチェンコ選手が、メンバー入りをしたというニュースでした。そのニュース、そしてシェフチェンコ選手という存在について、来週のブログで触れたいと思います。
私が通っている「S湯」は、新しくてピカピカの銭湯を好む人には、お勧めできません。なぜなら、その銭湯は新しくもありませんし、ピカピカでもありません。しかし、そのレトロな雰囲気の門をくぐると、昔ながら(どれくらい昔のかと聞かれたら、答えに困りますが、少なくとも昭和中期と言ったら間違いないと思います)の銭湯を存分に楽しむことができます。
脱衣所の柳行李、番台、湯船も噴水のあるところはもちろん、電気風呂(今まで一回も入ったことがありません、怖いです!)や薬湯も大変素敵なものばかりです。そして、サウナは遠赤外線のものです。
と言いながらも、この昔ながらのS銭湯には、私は銭湯に通っている人として初めてした・されたことも多々ありました。例えば、私のサウナにいる時間が湯船に浸かっている時間を超えたのもそうですし、京都のサウナに通っていて例の「サウナ男」以外に話かけれらたのも、ここが初めてでした。その、後者の経験についてちょっとだけ書かせて下さい。
ある日、いつもどおり「S湯」に入って、早速サウナに入ることにした私が、髪の毛が少し長めの男性に話かけられました。「おたくのお国はどちらですか?」と聞かれて、そこからウクライナの地理的な位置の話になって、「冬がきわめて寒い」話に発展していって、さらに盛り上がって「日烏の銭湯・サウナ比較論」という大変切実なテーマについて熱い議論がなされました。そして、最後に「S湯」よりだいぶ西のほうにある「F温泉」を勧め、その武士のような恰好をしたおじさんはサウナを後にしました。
この会話で実は一番嬉しかったのは、日本語で話かけられたことです。(二番に嬉しかったのは、それが銭湯での出来事であったことです。)大体私の顔を見ると、ほとんどの日本人は一生懸命英語で話をかけてきますが、そういう意味では「S湯」のおじさんに、心より感謝しております。
名前の分からないS湯の常連さん、ありがとうございました!
追伸。このブログを書き終えたころに、ウクライナからサッカーに関するあるニュースが入ってきました。それは、ヨーロッパ選手権を前に、ウクライナ人の国民的なアイドルであるシェフチェンコ選手が、メンバー入りをしたというニュースでした。そのニュース、そしてシェフチェンコ選手という存在について、来週のブログで触れたいと思います。
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