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# くーさんの英語教室⑮
次のような表現で –ing を使うのか –to を使うのかを迷うこと、ありませんか?

We can’t stand being in this situation any more.
We can’t stand to be in this situation any more.
(我々は、もうこんな状況には耐えられない。)

おそらく前者のほうがよく耳にしますが、文法的には両者とも可です。ほかにも –ing と –toの両方が使えて同義のものは、like(好きである)、love(大好きである)、hate(大嫌いである)、can’t bear(耐えられない)、begin(始める)、start(始める)、continue(続ける)などです。

ちなみに、上記 like、love、hate や prefer(のほうを好む)に would がつくと –to しか取りません。代表的な例は I would like to have some more.(私にもう少し下さいますか)といった表現でお馴染みの would like to。このように would がつくと、ただ want to(〜したい)などと言うより丁寧感が出ます。

また –ing しか取らない代表的な動詞は enjoy(楽しむ)、dislike(嫌う)、mind(気にする)。余談になりますが、いざ会話になるとmind の意味を逆にとってしまう方がいるので、ご注意ください。例えば Do you mind if I smoke?(煙草を吸っても構いませんか?) > No. なら「いいですよ」、Yes. なら「吸わないで」ということになります。(なぜなら、質問のほうの厳密な訳は「私がもし煙草を吸ったら気に障りますか?」だからです。)

また次に挙げるように、–ing –to の両方が使えるけれど、意味合いが異なってくるものもあります。

I didn’t remember calling my son.
(息子に電話したことを覚えていなかった。)
I didn’t remember to call my son.
(息子に電話するのを忘れた。)

I stopped calling my son.
(息子に電話するのを止めた。)
I stopped to call my son.
(息子に電話するために立ち止まった。)

I try calling my son.
(試しに息子に電話してみる。)
I try to call my son.
(息子に電話しようと努力する。)

ちょっとぎこちない訳になっていますが、これで両者の違いがご理解いただけるでしょうか(^^)

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