2011-09-22 : 17:06 : admin
こんにちは、くーです(^^)
先日、娘の通うアメリカの公立小学校でPTA主催のポットラック・パーティが開かれました。ポットラック・パーティについては、2010年4月29付のブログでもお話しましたが、通常は誰かのおうちが主催するホーム・パーティで、ホストがすべてのお料理や飲み物を用意するのではなく、料理好きやお菓子作りが得意なゲストは自慢の一品を、そうでないゲストは数人分の市販のチップスやドリンクなどを持参する、招く方も招かれる方も気が楽なパーティの形式です。
今回メインはPTAがピザを人数分用意するので、各家庭は、サラダあるいはデザートを8人分持ってくればいいとのことでした。どうやら前回の(前年度最後の)PTAポットラックでは、ドリンク以外のすべての料理・デザートを保護者が持参することになっていたため、開始後30分くらいで美味しそうなメイン・デッシュがほとんど無くなってしまったそうです。なので、少し遅れて来た人たちに残されていたのは、プレートにこびりついたラザニアの中身とか、パイ皮のぼろぼろになったやつとか…まともな料理を人数分確保するもがいかに困難か。とりわけ、親御さんの中には日本料理店のシェフをしているお父さんがいて、10人前のお寿司を握ってきてくれたそうなのですが、ものすごい争奪戦の結果、文字通り数分で無くなってしまい“幻の寿司”と化したそうです(^^;)
今年度のPTAさんは、その経験を踏まえてピザをメインにしたポットラックにしたのでしょうか。予算はどうなるのかな…という一抹の不安は残りますが、まあ、落ち着いて食べることはできました。それに、国際色豊かなサラダやデザートがいろいろ楽しめたのも良かったです。
また今回は Used Book Sale(古本市)が同時に開催されました。家庭に眠っている子供用の本・絵本など要らなくなったものを無料で回収してポットラックと同時進行で販売されたのです。収益金はPTAの運営費として活用されます。これは素晴らしいアイデアだと思いました。うちの娘が日本の幼稚園に通っていた時に閉口したのが、バザーと称してお母さんに手作りの小物(コップ入れとか、絵本袋とか)2点が“ノルマ”として課されることでした。それぞれのお母さんがデザインを考え、材料を購入し、夜なべをして作成します。材料費も労力もすべて無償提供です。しかも、実際のバザーも終盤に近づくと、裁縫があまり得意でないお母さんの作品が薄利多売式に50円とか10円とか最後には無料でさばかれてしまうのです。それは余りにも…作りたくないものを作らされ、挙句の果てはゴミのような扱いを受ける、そりゃないでしょ?って感じでした。
それに引き換え Used Book Sale(古本市)は、リサイクルという意味で環境にやさしく、本をシェアすることで知識を共有でき、しかも家庭にとっては余分な出費もなく懐に優しいという、いま思い付くだけでも一石三鳥の利点があると思います。さて、今回の古本市、ピザ代分ぐらいの収益は上がったのでしょうか…
先日、娘の通うアメリカの公立小学校でPTA主催のポットラック・パーティが開かれました。ポットラック・パーティについては、2010年4月29付のブログでもお話しましたが、通常は誰かのおうちが主催するホーム・パーティで、ホストがすべてのお料理や飲み物を用意するのではなく、料理好きやお菓子作りが得意なゲストは自慢の一品を、そうでないゲストは数人分の市販のチップスやドリンクなどを持参する、招く方も招かれる方も気が楽なパーティの形式です。
今回メインはPTAがピザを人数分用意するので、各家庭は、サラダあるいはデザートを8人分持ってくればいいとのことでした。どうやら前回の(前年度最後の)PTAポットラックでは、ドリンク以外のすべての料理・デザートを保護者が持参することになっていたため、開始後30分くらいで美味しそうなメイン・デッシュがほとんど無くなってしまったそうです。なので、少し遅れて来た人たちに残されていたのは、プレートにこびりついたラザニアの中身とか、パイ皮のぼろぼろになったやつとか…まともな料理を人数分確保するもがいかに困難か。とりわけ、親御さんの中には日本料理店のシェフをしているお父さんがいて、10人前のお寿司を握ってきてくれたそうなのですが、ものすごい争奪戦の結果、文字通り数分で無くなってしまい“幻の寿司”と化したそうです(^^;)
今年度のPTAさんは、その経験を踏まえてピザをメインにしたポットラックにしたのでしょうか。予算はどうなるのかな…という一抹の不安は残りますが、まあ、落ち着いて食べることはできました。それに、国際色豊かなサラダやデザートがいろいろ楽しめたのも良かったです。

また今回は Used Book Sale(古本市)が同時に開催されました。家庭に眠っている子供用の本・絵本など要らなくなったものを無料で回収してポットラックと同時進行で販売されたのです。収益金はPTAの運営費として活用されます。これは素晴らしいアイデアだと思いました。うちの娘が日本の幼稚園に通っていた時に閉口したのが、バザーと称してお母さんに手作りの小物(コップ入れとか、絵本袋とか)2点が“ノルマ”として課されることでした。それぞれのお母さんがデザインを考え、材料を購入し、夜なべをして作成します。材料費も労力もすべて無償提供です。しかも、実際のバザーも終盤に近づくと、裁縫があまり得意でないお母さんの作品が薄利多売式に50円とか10円とか最後には無料でさばかれてしまうのです。それは余りにも…作りたくないものを作らされ、挙句の果てはゴミのような扱いを受ける、そりゃないでしょ?って感じでした。
それに引き換え Used Book Sale(古本市)は、リサイクルという意味で環境にやさしく、本をシェアすることで知識を共有でき、しかも家庭にとっては余分な出費もなく懐に優しいという、いま思い付くだけでも一石三鳥の利点があると思います。さて、今回の古本市、ピザ代分ぐらいの収益は上がったのでしょうか…
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