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# 銭湯の話 その2
 ロシア語担当の Tです、こんにちは。今日は、10月19日に書いた銭湯の話の続きをしたいと思います。その時に、銭湯にはさまざまな面白い出会いがたくさんあると書きましたが、その「面白い出会い」とはいったいどのようなものだったのでしょうか?今日は、まず番台のおばあさんたちにまつわるエピソードを簡単にご紹介したいと思います。

 「京都の銭湯=番台に座っているおばあさん」というイメージを抱いている人がいるほど、番台のおばあさんは京都の銭湯の象徴だと言えます。もちろん、すべての銭湯の番台におばあさんばかりが座っているわけではありません。おばあさんが休憩している時に、おじいさんが代わりに座っている、あるいは普段からおじいさんが座っているというところもあると思いますが、それらはどちらかというと例外だと言えるでしょう。
 はじめて家の近くの銭湯に行った時に、「どうしてわざわざ知らないおばあさんに自分の裸を見られなければいけないのか?」と少し不思議に思いました。が、考えてみると、おばあさんがお客さんの裸を見るために番台に座っているのではなく、お客さんから入場料をもらって、何か要望がある時にそれに応えるために座っている。私は自分で作り上げたこんな説明に意外と納得できたのです。
 私が一番よく通っているお洒落な名前の「銀座湯」のおばあさんに、ある日、「猫いませんでしたか?」と急に質問されて、びっくりしたことがあります。野良猫が銭湯に入ろうとしていたので、おばあさんはちょうど格闘中だったようです。「あぁ、いましたが、どこかに逃げてしまいました」と言ったら、おばあさんが嬉しそうにニコニコと笑ってくれました。
 しかしながら、同じおばあさんに少しいたずらっぽい(と言えるのかな・・・)ことをされたこともあります。京都の銭湯には、10枚綴りの回数券があって、それを使うと入場料が20円安くなります。その回数券を買おうとおばあさんに尋ねてみたら、「あぁ、今はなくなってしまいました」とある日言われました。しかたなく普通の料金を払って、次回こそ!と思って、別の日にまた「回数券ありますか?」と尋ねたら、「あぁ、まだ新しいのが届いていません」みたいな言い訳をされました。
 解決策として、どこか他の銭湯に行って、回数券を買って、一回だけそこで使って(あるいは「浸かって」という字もいいような気がしますが)から行きつけのところで残りの9回を楽しむという、少しややこしいことをしています。
 
 それにしてもしかし、おばあさんはどうして回数券を売ってくれないのでしょう・・・

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