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# イタリア、そしてドイツへの旅 その8
こんにちは、ロシア語担当のTです。

ドイツへの旅の話でまだ訪れた観光スポットの話をしていませんが、実はイタリアに行った時と同様、ドイツもほとんどの大きな都市をバスで回ったと記憶しています。 ベルリン、ハンブルク、ミュンヘン、ケルン、ドルトムント、デュッセルドルフ、ブレーメンなど、今の私にしてみれば、それぞれの都市のサッカー・チームの活動が気になるところですが、当時はまだそんなにサッカーに興味があったわけではなく、都市の名前はすべてどことなく新鮮な響きがあって、自国の都市の名前と比べてどうしてこんなに雰囲気が違うのかと思っていました。

前回は我々が宿泊していた施設の指導員であるきびしいドイツ人のおばさんの話をしましたが、実は彼女らに対する評価はかなりはっきりと二つに分かれていて、批判された生徒は「なんでわざわざ批判されなきゃいけないの〜?」となって、褒められた生徒は「やっぱりドイツ人のおばさんの指導は最高!」みたいな流れになって、わりと中立的な立場を堅持していた私はどちらの派からも批判されていました。

そして、ウクライナに帰る前日ぐらいになると、上記の二つの流れの人たちが一体になって、なぜかラップスタイルの歌で指導員のおばさんたちに対して滞在期間中の感謝の言葉を表現しました。ロシア語の歌だったので、おばさんたちは当然何が歌われているのかよく分からなかったのでしょうが、まぁ、大まかに言えば「今まではありがとうございました、あなたたちのことを永遠に忘れることはない」という内容のものだったと思います。

いろいろ訪問したドイツの都市で一番印象に残ったのは、ブレーメンです。サッカーのつながりで言いますと、1990年代ごろからウクライナ人の選手が何人かそこのクラブで活躍していたし、今もたしかそのうちの一人がヘッド・コーチをやっていると思います。しかし、そんなことよりおそらく多くの旧ソ連圏の人々にとってブレーメンと言えばまず連想されるのは、グリム童話の「ブレーメン音楽隊」です。さまざまな楽器を上手に演奏する動物たちの物語がソ連時代のアニメになっていて、私は子供の頃にそれをおそらく20回以上見ていると思います。ブレーメンではもちろん実際にその音楽隊には出会っていませんが、アニメの影響もあって街の雰囲気はなんだか大変 芸術的なものに思えました。

にわとり ねこ いぬ ぶた

イタリア、そしてドイツへの旅の話は今回で終わりにしたいと思います。また何か重要なことを思い出したら、適宜書いて行きます。
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