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# 長野県での雪、丁寧すぎる車掌、そして伏見の街並みについて
皆さん、こんにちは。ロシア語担当のTです。このブログを書き始めたのは、4月の中旬あたりで、熊本地震のニュースがずっとテレビで流されている時でした。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに一日も早い復興をお祈り申し上げます。

さて、今日のブログでは先月予告したとおり、日本という国が外から見られている時のことについて書きたいと思います。まず自然災害を例に見て行きましょう。

東日本大震災の時大津波が発生し、福島第一原発において大きな事故が起きたことで、海外の多くの国において日本全土が汚染されたかのようなイメージができあがってしまい、私もウクライナにいる自分の友達から、「京都は大丈夫なの?帰国しなくても良い?」とたびたび聞かれました。

チェルノブイリ原発での事故を経験しているウクライナ人はもう少し原発関連のことについて慎重で丁寧に反応してくれると期待していましたが、そんなことより「日本」という謎に包まれた非常に分かりにくくてかなり小さい国に対するイメージが強かったようです。

実は私の祖母から以前 同じようなことを言われたことがあります。何年か前に長野県や群馬県が大雪に見舞われインフラが麻痺してしまった際、京都に住んでいる私もきっと影響を受けたに違いないと心配してくれて、わざわざ母親経由で「Tは大丈夫か?」というメッセージを送ってくれました。京都は雪の気配はちっともないことを伝えると、日本という国の広さに少し関心したようで、仕方ないから私の言い分を信じることにしました。(ちなみに、その時の京都市内の気温は10度ぐらいだったと記憶しております。)

私がタイトルにわざわざ書いた「丁寧すぎる車掌」とは、フェイスブックで読んだ話です。英語で次のようなメッセージが拡散されていました。

「 日本では電車が1分でも遅れると、車掌さんが車両の中のお客さん一人一人に対してお辞儀をし電車が遅れたことに対して謝罪しています。また、遅れたことを証明するための紙も、全員の乗客に対し瞬時に発行されるので。」

私自身はあまり電車が遅れる事態に出会ったことはありませんが、上記の文を英語で読んで少し疑問に思いました。電車が遅れる時、車掌さんが乗客一人一人に謝る暇はあるのでしょうか。また、遅延証明書もたしか、一斉発行というスタイルよりも、ほしい人がもらえるようなシステムではかなったですかね。そして、大変便利になりつつあるこのごろはそれぞれの鉄道会社のホームページからも発行できるようになっている場合があります。

次に、私の母親が来日していた時のエピソードを紹介したいと思います。母親の滞在中、できるだけいろんなところに連れて行くように計画を立てていました。そういった「いろんな」ところの一つは、京都南部の伏見区にある、様々なお酒のメーカーの酒蔵や関連施設が並ぶところでした。

現場に到着しますと私たちがまず目にしたのは古い2階立ての建物の町並みです。建物群の壁は木でできていて、かなり黒ずんでいる場所もありました。私はそれらを見て、以前どこかのテレビ番組で紹介されていた木の板の防カビの加工法を思い出しました。たしか、煙にさらすことで木を強くしていたと思いますが、私の母親の目には、それらの建物は火事か何かで焼けてしまったものに見え、なかなか素敵なものには見えなかったようです。

結局、伏見では月桂冠の記念館に行ったりおしゃれなカフェでランチを食べたりして、それなりに満足してもらったと思いますが、酒蔵が並ぶおしゃれな街の雰囲気は私が予想していたほど受けは良くなかったのです。

これがもしウクライナもしくはロシアからの観光客に対して実施されたツアーなら、かなりの確率で文句を言われていただろうなぁという感想を抱きつつ、本日のブログの締めくくりにしたいと思います。
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