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# アメリカの現状(前編)
こんにちは皆さん、オサゼです。

明後日から3週間、僕は出身国アメリカにしばらく帰省する。最近、新聞やソーシャルメディア で取り沙汰されているように、アメリカの状況はものすごく酷いようだ。警察は理由なく何回も市民を殺し、警察もおそらくその報復という形で市民に殺害されるという事件が起きている。多数の人々が銃乱射で殺されるというニュースも後を絶たない。

政治もすごく不安定だ。今秋の大統選で、民主党候補の指名獲得を果たしたクリントン氏はあまり人気がない。かと言って、対する共和党候補のトランプ氏もものすごく人気あるというわけではない。彼は国粋的な政策を進めようとしている。

つい先日、トランプ氏は取り返しのつかない失態を犯した。失態と言うよりも、そもそもトランプ氏の人間としての資質に問題があるという声が党内外で上がっている。12年前にイラク戦争において、息子であるフユマン・カーン大尉を亡くしたカーン夫妻が民主党大会で行なった演説に対し、トランプ氏は大手メディアの対談において侮辱的なコメントをしたのだ。



ご自分は米国憲法を読んでいないのか、ご自分は米兵の戦没者慰霊施設であるアーリントン国立墓地に行ったことがあるのか、ご自身は今まで犠牲を払ったことはないというカーン氏の指摘に、トランプ氏は「アメリカ経済に貢献した」「何千もの雇用を創出した」などとして自分も犠牲を払ってきたぞと主張し、全くお門違いの良識を欠く反論をしてみせたのだ。

さらにトランプ氏は、民主党大会の檀上 カーン氏の傍らで、スカーフをかぶった明らかにイスラム教徒のカーン夫人に対し、「夫人には何も言いたい事はなかったようだ」「ひょっとすると夫人は喋ることを許されなかったのかもしれないね」と批判した。愛する息子をお国の為に失うという経験をし、12年経ってもその悲しみを乗り越えられず言葉にならない一母親に対して。

後日、カーン夫人は動画を通じて反論する、「あなたは“犠牲”の本当の意味を知らない」と。

https://www.washingtonpost.com/opinions/ghazala-khan-donald-trump-criticized-my-silence-he-knows-nothing-about-true-sacrifice/2016/07/31/c46e52ec-571c-11e6-831d-0324760ca856_story.html?wpisrc=nl_opinions&wpmm=1

メディアの見方では、アメリカという国は今、大きな変革の過渡期にあるという。冒頭でふれた警察vs. 市民の対立のみならず、政党間や宗教間の敵対心によって分断するアメリカ社会が 内乱の危機にさえあるという話だが、本当のことかどうかは分からない。

今回のアメリカ滞在中に、外から見るイメージと実際の状況を比べて、次回のブログでレポートしたいと思う。また来月。
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