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# ロンドン体験記パートⅠ ヒースロー空港にて
こんにちは、M.A.です。お元気ですか。

先週、親友の結婚式に出席するためロンドンに行ってきました。ロンドンには初めて行ったのですが、人種の多様さにびっくりしました。さすがヨーロッパで一番大きな都市ですね!アメリカは「人種のるつぼ」と呼ばれていますが、ニューヨークでもロンドンにはかなわないように思いました。

日本から14時間のフライトの後にやっと着いたと思ったら、飛行機を降りると、まず目に入ったのは、入国審査を通るために待つ長蛇の列!!しかも男性はイスラムの服を着ていて、女性は皆、頭にスカーフをつけており、その中には真っ黒のマントで目だけが見えるニカブを着ている女性も沢山並んでいました。私達の飛行機が着陸した時にちょうどドバイやアブダビなど中東からの飛行機が着いたばかりだったようです。テロ対策にセキュリティーが厳しくなっていることもあり、生後10ヶ月10kgの息子を抱っこして、娘にも荷物を持ってもらいながら暑い廊下で2時間半待ち続けました。EUパスポートを持っている人は別レーンを通って5分くらいで入国できていましたが、EUパスポートではない人のレーンは何十メートルも並んでいたのです。並び初めて2時間経過し前の人達が少なくなってきた最後の方で、息子がとうとう泣き出し、その声を聞いて警備員が入国審査官の前へ連れて行ってくれましたが、2時間半も待った後の事だったので最初から優先してくれれば良かったのにと恨めしく思ったのでした。

さて、私は、頭にスカーフをつけている人には日本でもアメリカでも沢山会ったことはありますが、ニカブを着ている人は間近で見たことがありませんでした。頭から真っ黒な服で目しか見えない人が沢山並んでいたので、正直、ISISによるテロが起こったらどうしようかと最初は不安になりましたが、2時間半待つ間、彼女らについて少し学ぶ機会を得ました。私達の隣にはニカブを着た女性が子連れで並んでいて、彼女も赤ちゃんを抱っこして女の子を連れていたため、子ども達が目くばせをしたり、相手の持ち物を見たりとお互い気になっている様子でした。最初、私と娘が微笑むとその女の子は恥ずかしそうにしていたのですが、彼女の父親が大丈夫だよというように(何と言ったのか分かりませんが)指示したので、微笑み返したり、息子とコミュニケーションをとってくれていました。待っている間、父親も赤ちゃんを抱っこして頑張ってあやしたり、ニカブを着た彼の妻をなだめたりして、私の持っていた偏見とは異なる優しそうな父親でした。

女の子は6歳くらいで、黒ずくめのお母さんとは対照的に、ピンクの可愛らしい洋服を着て髪も結ってとてもオシャレしていました。「この女の子ももうすぐしたらスカーフを被るようになるんだろうな、幼い時からずっとスカーフを被っていたら大人になってから人前でスカーフを取ることにすごく抵抗を覚えるだろうな」と隣で列に並びながら思ったのでした。イスラム教徒の多くの女性達が、スカーフは男性から強制されているのではなく、着たいから自発的に着ているだけと主張するようですが、イスラム教徒の女性が幼い頃からずっとつけているとその慣習を女性自身が変えにくいという点で、男性が男尊女卑のためスカーフ着用を強制しているというよりは、文化による強制のように思いました。

次回、ロンドン体験記パートⅡに続きます。
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