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# 2012年のインド?:ビフォー&アフター
 こんにちは、さふらんです。もう2013年に入っていますが、今日は2012年12月21日付けの記事の続きで、昨年末に行ったインド出張で考えたことについて書きたいと思います。

 ある日、ホテルでテレビを見ていたら、いわゆるテレビショッピング番組が始まっていました。紹介されていたのはその名も「イージースリム」という名前のダイエット茶です。身支度をしながらぼんやり見ていたのですが、これが、日本の同種の番組とはまた違う、説得力があって、思わず電話をしてしまいそうになりました。

 日本の番組でよく使われるのは、例えば効能や値段が発表された後に「へえー!」という観客の歓声のような効果音が入るとか、あるいは既に購入した人に電話出演をしてもらって、その良さを語ってもらう、という手法だと思います。視聴者と同じ立場=顧客の声を使うことで、共感を誘うやりかた。

 一方、たまたまかもしれませんが、この時インドで見ていた番組では、そういった手法は皆無で、むしろ売り手側からの畳み掛けるような事実の羅列が続きます。特にすごかったのは「肥満にはこういったマイナスがある!」という画面で、サリー姿の女性の写真に、これでもかとばかりに肥満の弊害がテロップで出てくる映像。興味深かったので、写真に撮ってみました。? 糖尿病、?高血圧、?背中の痛み、?気持ちの落ち込み、?過度の緊張、?心臓病
と言った具合です。
こうして見ると、インドではどちらかというと、心身両面での健康という理由でダイエットをすることが推奨されているようで、それも意外な気がします。日本でダイエットをするおそらく一番の理由は見た目を良くしたい、という願望であり、こういった宣伝に一番使われるインパクトのある映像は、外見がいかに変わったか、というものだと思うからです。

と、考えていたら、出ました、インド版のビフォー/アフターです。実際のところ、インドの女性がビキニを着てプールで泳いでいることはまずないので、現実離れした映像ではありますが、効果のほどは伺えます。痩せて美しい彼女がいかにダイエットに成功したか、を、プールに象徴されるようなお洒落な生活スタイルを挟みながら紹介するシーンで、やっぱり、そうだよなあ。と、腑に落ちた気がしました。

インドでは、ふくよかな女性=富の象徴だから、映画女優もそういった人が多い、という言説は過去のものになりつつあります。今では映画女優も欧米の女優のように細い人が多いです。「イージースリム」、果たしてインドでの売上げはいかほどなのでしょう。

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