2013-03-22 : 21:43 : admin
こんにちは。さふらんです。おととい、約10日間のインド旅行から帰ってきました。向こうでは夏バテになっていたのに、もどってみるとこちらでは雪が舞っていたり、今さらながら彼我の気候のギャップに驚いています。
今日から何回かに分けて、今回の旅の記録をお伝えしたいと思います。まず一回目の今日は、国内移動で使ったインドのLCC(Low Cost Carrier)について。
それまで国営企業に独占されていた航空業界への民間参入が認められてから、インドの空は随分賑やかになりました。奇しくも今年は航空業界自由化から20年目の節目にあたります。
以前、鉄道についての記事(2011年7月1日)でも書きましたが、航空業界自由化前、インド国内の長距離移動手段はもっぱら鉄道に限られていました。もちろん、広大な国土を持つインドのことなので、鉄道での移動には時に数十時間もの、気が遠くなるほどの時間がかかります(例えば、二大都市であるデリー=ムンバイ間は片道16時間)。それでも人々は鉄道を使いました。それほど、飛行機と鉄道の料金差は大きかったのです。
航空業界の自由化により、民間航空会社が次々と設立、参入していく中で、航空運賃も随分お手ごろになりました。中でも今回、私が利用したIndiGo AirはいわゆるLCCで、座席も狭く、飲食は有料、とサービスに多くは望めないものの、料金の安さではピカ一です(なお、不思議なことに遅延の多いインドの航空界にあって、比較的時間通りの運行がのぞめるとのことでビジネス利用のサラリーマンには人気が高いという話も聞きました)。
早速乗り込み、機内紙Hello 6E(6Eは同社の航空コード)に目を通します。まず目に飛び込んでくる表紙には、きりっとした美人のインド人女性が制服に身を包み腕を組んで立っています。
中の記事を読んでいくと、彼女は22歳の女性パイロット。既に2,000時間のフライト経験があるそうです。こういった場面で女性の進出を知ること一つとっても、インドの変化を感じます。
もう一つ面白かったのはIndiGoの広告。インドが「世界最大の民主主義国家」を自負していることを受けてのことでしょう、(IndiGoは)「インドで最も民主的な航空会社です」とのコピーには思わずニヤリとしてしまいました。
こう言われると、全席エコノミークラスのLCCもなかなかよいものに思えてきます。
今日から何回かに分けて、今回の旅の記録をお伝えしたいと思います。まず一回目の今日は、国内移動で使ったインドのLCC(Low Cost Carrier)について。
それまで国営企業に独占されていた航空業界への民間参入が認められてから、インドの空は随分賑やかになりました。奇しくも今年は航空業界自由化から20年目の節目にあたります。
以前、鉄道についての記事(2011年7月1日)でも書きましたが、航空業界自由化前、インド国内の長距離移動手段はもっぱら鉄道に限られていました。もちろん、広大な国土を持つインドのことなので、鉄道での移動には時に数十時間もの、気が遠くなるほどの時間がかかります(例えば、二大都市であるデリー=ムンバイ間は片道16時間)。それでも人々は鉄道を使いました。それほど、飛行機と鉄道の料金差は大きかったのです。
航空業界の自由化により、民間航空会社が次々と設立、参入していく中で、航空運賃も随分お手ごろになりました。中でも今回、私が利用したIndiGo AirはいわゆるLCCで、座席も狭く、飲食は有料、とサービスに多くは望めないものの、料金の安さではピカ一です(なお、不思議なことに遅延の多いインドの航空界にあって、比較的時間通りの運行がのぞめるとのことでビジネス利用のサラリーマンには人気が高いという話も聞きました)。

早速乗り込み、機内紙Hello 6E(6Eは同社の航空コード)に目を通します。まず目に飛び込んでくる表紙には、きりっとした美人のインド人女性が制服に身を包み腕を組んで立っています。

中の記事を読んでいくと、彼女は22歳の女性パイロット。既に2,000時間のフライト経験があるそうです。こういった場面で女性の進出を知ること一つとっても、インドの変化を感じます。

もう一つ面白かったのはIndiGoの広告。インドが「世界最大の民主主義国家」を自負していることを受けてのことでしょう、(IndiGoは)「インドで最も民主的な航空会社です」とのコピーには思わずニヤリとしてしまいました。

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