PROFILE
POWERED BY
    POWERED BY
    ぶろぐん
    SKIN BY
    ブログンサポート
OTHERS

# Keep fingers crossed 2
翻訳作業に忙しい T さんに代わり、昨日に引き続き Tokoです。

2010年7月17日付けのブログで、keep one’s fingers crossed という表現をご紹介しました。そこで、中指と人差し指をクロスするジェスチャーをすることで「幸運を祈る」「成功を祈る」という意味になると説明していましたね。これは、自分の指で十字架をつくることで苦しい時の神頼みをしている、つまり キリスト教に根差した表現です。今回のブログのテーマは、同じ神頼みでも、イスラムの神様に対するものなのですが、その言葉をここで表記することは控えておきたく思います。

現地時間9月21日、ケニアの首都ナイロビ市内のウエストゲートショッピングモールにおける覆面武装集団による襲撃事件で多数の死者・負傷者がでました。それにまつわる報道で、人質として捕らわれた人々の生死は「コーランを暗誦できるか否か」にかかっていたとのニュースを耳にしました。すなわち非イスラム教徒を標的としたテロということです。物影に身を隠すことのできた一人の女性は、外に居る弟が彼女のスマートフォンに送ってくれたコーランの文字を、救出されるまで必死に暗記しようとしていたという話です。異教徒であっても、すがるものは神という状況だったのでしょう。


2013年6月5日付けのブログで、ついーと三つをご紹介しました。その時は(そして…その後3ヶ月ほどの間も)、その三つのつぶやきに脈略は無いと感じていたのですが、ここにきて、実は脈略があるような気がしてきました。

『 幸せになるカギの一つに、物覚えの悪いことがある 』

『 問題自体と闘う術[スベ]を身に付けよう、我らが愛する人間を攻撃するのではなく 』

『 愛はまるでレンガのよう。家を建てることもできるけれど、死んだ遺体を沈めることもできる 』

テロが起きる根底には、「自分の愛する者」が受けた苦痛に対する報復、「自分が信じてやまない神」に対する冒涜への憤り、「自分の心の拠りどころである聖地」を守り抜く決意、あるいは過去の出来事を時代の流れの中で風化させまいとする強い復讐心があるように思います。そして それが、当事者直接ではなく「敵対する相手に属すると見なされる不特定多数」に向けられているのがテロなのだと。上記 三つのつぶやきには、もしかしたら、そのような事が文脈として通じているのではないかと思うに至りました。

宗教が、人類の平穏な暮らしを望むべきものであってほしいです。

-Expressions : comments (x) : trackback (x)