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# チョンキンマンション
こんにちは、Akikoです。
先月末、香港国際映画祭と香港アジア・フィルム・ファイナンシング・フォーラムに参加してきました。

最初の4日間は映画祭が手配してくれたおしゃれなホテルに滞在しました。せっかくなので延泊して観光しようと思い、あらかじめ予約していた、ネットで評価の高かった、ゲストハウスに移ることにしました。

優しいホテルの人がタクシーを手配してくれました。住所は?と聞かれ、アドレスを見せると、すぐタクシーが発車しました。

(あれ?ストリート名とか、番地とか、言っていないのに大丈夫かな…?)

そんな不安をよそに、タクシーはものすごい勢いで、橋を渡り、あっという間に香港一の繁華街、尖沙咀に入りました。ネイザンロード(弥敦道)の真ん中の、巨大な古びた商業ビルの前でタクシーは停まりました。

(ここが…ゲストハウス??)

タクシーの運転手さんに聞くと、「チョンキンマンションでしょ!」と言います。確かにビルの正面には、「重慶大厦」とあります。どうやら、これがゲストハウスの住所のChungking Mansionsというやつらしいです。でも、どう見ても、パーツ屋さんが集まった秋葉原のガード下のような、ヤミ市のような妖しい活気に溢れています。雑貨屋や、部品屋や、カレー屋、ありとあらゆるごちゃごちゃした店が所狭しと集まっていて、いるのは南アジア・中東・アフリカ系のこわもて(に見える)男性ばかり。アジア人の女性の姿は殆どなく、傍を通るだけで強い視線を感じます。

ゲストハウスは12階らしいので、エレベーターを待ちます。2台ありますが、左右で停止階を奇数階と偶数階に振り分けているらしく、しかも小さいので、とにかく待ちます。エレベータホールには内部の映像を流すディスプレイが設置されており、人で満杯で入れないのがリアルタイムで分かるようになっています。

左右の壁を見ると、ゲストハウスの看板がぎっしり。そうです、後で調べてわかったのですが、これが数多くの安宿が密集しているビルとして、世界中のバックパッカーに知れ渡り、映画『恋する惑星』の舞台ともなった重慶大厦(チョンキンマンション)だったのです。

待てども待てども来ないエレベーターにやっと乗り、12階に降りると、異様な静けさでシーンとしています。3人連れのアフリカ系の男性グループがこちらを一瞥します。

しかも、目的のゲストハウスの扉を開けようとすると、鍵が閉まっているではないですか。

密室空間に取り残された不安から心臓がバクバクしました。貼紙にある電話番号あてにコールをすると、「5分で行くから!」とオーナーが出ました。

エレベーターの人の気配や、「窃盗は犯罪です」という防犯ステッカーに怯えながら、確実に10分ぐらい待ちました。

〔次回につづく・・・〕


写真1:飲茶の美味しい伝統的な名店・蓮香楼。

写真2:鳩の肉!美味。

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* * *


果たして、Akiko さんはこのチョンキンマンションで無事一夜を過ごせるのでしょうか…^^; Toko
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