2014-04-15 : 23:53 : admin
# 愛される母たち
こんにちは、くーです。いやぁ すっかりご無沙汰してました。年度の変わる時期は、春休みを挟むこともあり何かと忙しいです。その上、今年度はPTAの役員を仰せつかりまして、「最終学年よりはマシ」と思いつつ出来るだけ足手まといにはならないよう努めんとしています。しかし細かいメールのやりとりや電話での確認事項など、意外と時間を要するもので、まとまった仕事がなかなか出来ないという事を実感し始めたPTA初心者です。更に娘が中学受験に備え週3回塾に通う事を決め、お弁当づくりや毎日のように送迎という義務が発生してくる模様。ますます時間的に厳しくなりそうです・・・。
世のお母さん方(そして、主夫の皆様)は本当に頑張っているんだから、もっと理解が得られたり援助の手段があったりしてもいいのではとつくづく感じます。うちは一人っ子なので何とか仕事も継続できていますが、(少子化是正に貢献する)複数のお子さんを持つ親御さんには頭が下がります。家事をして子どもの世話をする、それだけでもフルタイム以上のお仕事ですし、家計の切り盛りは優れた管理能力が無くてはできません。なのに、適齢期の女性の待遇はまだ全般的に宜しくないようですし、子育てが終わった後の女性の社会復帰も定着していないように思います。第二の矢だか第三の矢だか忘れましたが、職場における女性の活用は絶対に見直されるべきだと思います。
先月の下旬に起きたネット託児室における二歳児死亡事件。当のお母さんの気持ちを考えると綴る言葉もありません。厚労省の調査によると、シングルマザーは全国で124万人に上り、その約6割が同居する家族のいない母子世帯なのだそうです。シングルマザーの平均年収は223万円とのことですから、生活していく為にはやはり託児代はなるべく低く抑えたいと考えるのは当然でしょう。更に、仕事の都合でどうしても預けなければいけない時間に公的制度が利用できないという事態は想像に難くありません。また、子どもは、大事な会議の時に限って熱を出したりするものなのですが(なぜか!)、もちろん普通の託児所では病児は受け付けてもくれませんので、そうなると、にっちもさっちも行かなくなるのです。
先ごろ国土交通省が、公共交通機関を利用する際にベビーカーを折りたたまず優先的に利用できるスペースを示す「ベビーカーマーク」を作成し、バスや電車の車内、駅に貼って周知に努めるというニュースを耳にしました。ベビーカー利用者自身のマナー向上や、周囲の人に対して理解を促すのが狙いだそうです。でも、これにはネット上で賛否両論が湧き起こり、とりわけ反対派の語気の荒々しい点が印象に残りました。これは、共働きの母親あるいはシングルマザーが、出勤前に託児所に預けにいく時に公共の交通機関を利用するため、自ずと、“普通”の通勤客のラッシュアワーと重なるからなのだという指摘があります。幼児は連れているだけでも心身ともに疲れるのに、(しかも未来の納税者を育ててくれているのに)なぜにこんなに肩身の狭い思いをする必要があるのでしょう。母は、いるだけで愛されるべき存在なのに。
かと思えば、世の中には「おろすんジャー」という、子育てママを助けてくれるヒーローも存在します。エレベーターもエスカレーターもない地下鉄「丸ノ内線 方南町駅」では、このヒーローが幼児連れのお母さんのベビーカーや荷物を持って階段を上がったり下がったりしてくれるのです。情報番組でこの様子を見て、「あ、これ助かる〜」と即座に思いました。なんでも、このヒーロー、近所の自然食材系のお店で働く男性で、完全にボランティアで始めたらしいのですが、もともとシャイな性格なので恥ずかしさを隠すために全身をヒーローコスチュームで覆った姿でこの善行を行っているそうです。
こういった母親目線の善行の輪がもっともっと広がればなと切に願います。
↑このお母さんには、「ベビーカーマーク」も「おろすんジャー」も要らなさそうですが・・・。
※写真(Andrew Parsons / Polaris)は、People.com から拝借。
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シングルファーザーのことを書かなかったのは、あくまで、話の筋をシンプルにする為ということです Toko
世のお母さん方(そして、主夫の皆様)は本当に頑張っているんだから、もっと理解が得られたり援助の手段があったりしてもいいのではとつくづく感じます。うちは一人っ子なので何とか仕事も継続できていますが、(少子化是正に貢献する)複数のお子さんを持つ親御さんには頭が下がります。家事をして子どもの世話をする、それだけでもフルタイム以上のお仕事ですし、家計の切り盛りは優れた管理能力が無くてはできません。なのに、適齢期の女性の待遇はまだ全般的に宜しくないようですし、子育てが終わった後の女性の社会復帰も定着していないように思います。第二の矢だか第三の矢だか忘れましたが、職場における女性の活用は絶対に見直されるべきだと思います。
先月の下旬に起きたネット託児室における二歳児死亡事件。当のお母さんの気持ちを考えると綴る言葉もありません。厚労省の調査によると、シングルマザーは全国で124万人に上り、その約6割が同居する家族のいない母子世帯なのだそうです。シングルマザーの平均年収は223万円とのことですから、生活していく為にはやはり託児代はなるべく低く抑えたいと考えるのは当然でしょう。更に、仕事の都合でどうしても預けなければいけない時間に公的制度が利用できないという事態は想像に難くありません。また、子どもは、大事な会議の時に限って熱を出したりするものなのですが(なぜか!)、もちろん普通の託児所では病児は受け付けてもくれませんので、そうなると、にっちもさっちも行かなくなるのです。
先ごろ国土交通省が、公共交通機関を利用する際にベビーカーを折りたたまず優先的に利用できるスペースを示す「ベビーカーマーク」を作成し、バスや電車の車内、駅に貼って周知に努めるというニュースを耳にしました。ベビーカー利用者自身のマナー向上や、周囲の人に対して理解を促すのが狙いだそうです。でも、これにはネット上で賛否両論が湧き起こり、とりわけ反対派の語気の荒々しい点が印象に残りました。これは、共働きの母親あるいはシングルマザーが、出勤前に託児所に預けにいく時に公共の交通機関を利用するため、自ずと、“普通”の通勤客のラッシュアワーと重なるからなのだという指摘があります。幼児は連れているだけでも心身ともに疲れるのに、(しかも未来の納税者を育ててくれているのに)なぜにこんなに肩身の狭い思いをする必要があるのでしょう。母は、いるだけで愛されるべき存在なのに。
かと思えば、世の中には「おろすんジャー」という、子育てママを助けてくれるヒーローも存在します。エレベーターもエスカレーターもない地下鉄「丸ノ内線 方南町駅」では、このヒーローが幼児連れのお母さんのベビーカーや荷物を持って階段を上がったり下がったりしてくれるのです。情報番組でこの様子を見て、「あ、これ助かる〜」と即座に思いました。なんでも、このヒーロー、近所の自然食材系のお店で働く男性で、完全にボランティアで始めたらしいのですが、もともとシャイな性格なので恥ずかしさを隠すために全身をヒーローコスチュームで覆った姿でこの善行を行っているそうです。
こういった母親目線の善行の輪がもっともっと広がればなと切に願います。

※写真(Andrew Parsons / Polaris)は、People.com から拝借。
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シングルファーザーのことを書かなかったのは、あくまで、話の筋をシンプルにする為ということです Toko
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