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# 異文化体験(2)
こんにちは、蓮です。

さて、銭湯初体験記、前回は番台から脱衣所に足を踏み入れる手前で終わりましたので、今回はその続きです。

脱衣所は、料金を払ったりするスペースからは当然中が見えないようになっているものの、扉等は無く、慣れていない人間の感覚だとちょっと心許ないような。しかし、入るや否や、いっぺんでその空間が好きになってしまいました。予想外に広い!そして天井が高い!お寺さん等で目にするような、艶やかな焦げ茶色の格天井が見事です。古い建物の好きな人間にはたまりません。(場所が場所なだけに、写真を撮るわけにいかないのが残念。)

床も板張りで、隅に積まれた籐カゴや大きく無骨な体重計、大昔の美容院にあったような背もたれからお釜の生えたソファ(後で番台の方に聞いたら、ヘアドライヤーとのこと)…映画やドラマでしか見たことのないような、なのに何故かひどく懐かしい心地にさせられる場所でした。驚いたのは、洗濯機の存在。銭湯の横にコインランドリーが併設されているのに、更にここにも…。浴場内では洗濯をしないでください、という貼り紙があったので、その防止のために設置したのでしょうか。確かに時間的なことを考えると、お風呂から出てくる頃にはちょうど洗濯が完了していそうだし、脱いだものをその場で洗えるわけですし、「銭湯に入っている間に洗濯」ってなかなか効率的な気がします。

なんとも「昭和」なノスタルジックな雰囲気に、こんな場所が都心にもまだあるんだなぁ…銭湯って何処もこんな感じなんだろうか…と思いつつ脱衣準備。荷物は壁際に並んだコインロッカーに入れるのですが、どうしても高く積まれた籐カゴを使ってみたくて、とりあえず着替えをそこに(貴重品等はもちろんロッカーに入れました)。服を脱いだら、いよいよ本丸?の浴場に入ります。

ガラス戸を開けた途端に鼻孔に感じる、家のお風呂とも、温泉ともプールとも違う独特の香り。何年か前に行っていたスポーツジムのお風呂も、こういう匂いはしなかったと思います。何と言うのか、温かさと、ある種の爽快感にも似た…これもまた、知らない筈なのに懐かしい気がする香りでした。脱衣所よりさらに高い天井のせいか非常に開放感があり、ジトッと湿った感じのない、温かいけれど爽やかな空気が漂っています。

そして、湯桶が木!プラスティックのものも置いてありましたが、ここはもちろん木製を選びたいところ。しかし、湯桶と椅子を手にしてカランの前に向かい、いざ体を洗う段になると、慣れない初心者はどうも気恥ずかしさが先に立ち…誰も人の体など見てはいないとわかっていても、気になってしまうのです。加えて、カランのプッシュ式蛇口は、何回も押さないと湯桶にお湯が溜まらないし、シャワーは海外のホテルによくあるような固定式。この辺は、正直使い辛さが先に立ちました。

体を洗ってそそくさと湯船へ……あっつい!!壁の貼り紙によると、東京の銭湯の湯温は、保健関係の法律だか条例だかが変更されて変わったそうなのですが、ここはその変更以前の湯温を維持しているのが売りらしく、その熱い湯船を求めて遠方からもお客さんが来るらしいです。

温泉に行っても熱すぎて浸かっていられないことがままある、ぬるま湯好きの私。それでも、壁のペンキ絵を眺めながら頑張ってみました。素朴な風景画のペンキ絵も銭湯らしくていいですが、その下にある鯉のタイル絵(染帯にありそうな日本画風)がレトロで素敵です。いつ頃のものなのかわかりませんが、あちこちヒビが入っていたりして、結構な年季ものの気がします。

髪を洗ってもう一度湯船に戻り(あっと言う間に慣れるもので、この頃にはもうほとんど人目は気にならないように)、じっくり温まってから上がりました。やっぱり湯船に浸かれるのは良いものです。脱衣所では、とりあえず一通り試してみようと、体重計に乗ったり、籐椅子に腰かけて水を飲みつつクールダウンしたり、コイン式ドライヤーを使ってみたり…ドライヤーは温風が出ないし、お釜に頭を入れてしまうので手で梳いたり頭を動かしたりができず、使用感はイマイチでした。

カランやシャワーもそうですが、そうした若干不便な点も含めて、昔ながらのこの風情は、何物にも代えがたい良さがあります。それなりに歴史の長い銭湯なのではないかと思いますが、古いながら清潔感があって、とても居心地の良い空間でした。既に自宅のバスタブも完備されましたが、今後も気が向いたらぶらっと訪ねてしまうかもしれません。

※掲載写真はイメージです。

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「昭和」の佇まいがいいですね^^ わたしは蓮さんと違って大の熱風呂好きなのですが…この前、半年ぶりとかにジムの熱いお風呂に入りにだけ行ったら、脳貧血を起こして係の方に介抱していただく羽目になりました。。その時の血圧、上が 80 でした Toko
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