PROFILE
POWERED BY
    POWERED BY
    ぶろぐん
    SKIN BY
    ブログンサポート
OTHERS

# タイ&台湾旅行記8 マハタート寺院、ビルマ軍侵略の爪痕
こんにちは、Ayakoです。GWもあっという間に終わってしまいましたね。私は友人と山登りしました。新緑がとてもきれいでしたよ!

さて、タイ旅行の続きです。

次に向かったのはマハタート寺院です。この時になると温度はそれほど高くもなかったのですが太陽の照りつけがピークになり、少し朦朧とした感覚を覚えました。その感覚とこのマハタート寺院の悲惨な歴史が相まって当時のアユタヤにタイムスリップしたような気分になりました。

アユタヤ王朝は最後、西から来たビルマ軍に侵略され滅亡します。アユタヤはそれまでにも何度もビルマ軍の侵攻に悩まされていたそうですが、終にはアユタヤの街は徹底的に破壊されたそうです。

その名残の1つがマハタ−ト寺院のこの仏頭。首をもぎ取られ、この菩提樹の根元に放置されたのだそうです。その後に根っこが絡まってこのような姿になったようです。

ビルマ軍は、ほとんどの仏像の頭をもぎとって戦利品として自国へ持ち帰ったそうです。そのためマハタート寺院に並ぶ仏像のほとんどが首から上がありません。修復されたものは少なく、ほとんどが破壊されたままの姿でなんだかとても異様な光景でした。

また、他の遺跡も徹底的に壊された跡がうかがえます。レンガの赤一色がなんとも言えない物悲しさを醸し出していました。

照りつける太陽の下で、砂埃にまみれながらこれらの遺跡を見て回りました。観光客もあまり多くなかったからか、ひっそりとした雰囲気が 余計にビルマ軍の侵略の悲惨さを物語っていたように感じます。

かつて栄えた王朝がこのような姿になってしまった歴史はどこにでもありますね。そのような遺跡を見る度に私は平家物語の冒頭の言葉を思い出します。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、ただ春の世の夢のごとし。たけき者も遂には滅びぬ。偏に風の前の塵に同じ」

アユタヤ王朝がおごりによって破滅に向かっていったのかはわかりませんが、盛んなものもいつかは衰える、それを如実に表しているなとこの遺跡を見てしみじみと思いました。

Ayako in Taiwan & Thailand : comments (x) : trackback (x)