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# 鶏が先か、卵が先か
こんにちは、くーです。先日までアメリカから友人家族が泊まりに来ていました。うちの娘と同い歳のサラちゃんは(スイミングに熱中しているという共通点もあり)娘と仲良く二人でショコラをつれて散歩に出かけたり近所に遊びに行ったりしました。また、最後の夕食は、外でBBQをして日が暮れるまでワイワイやりました。しかし、どこでどういうふうに聞きつけたのか、娘の同級生が何人かやってきて一緒に食事をし、食べ終わる頃には普段一緒に登校している下級生の子たちまでも加わり、鬼ごっこが始まりました。

真夏とはいえ、午後8時ともなれば真っ暗です。それでも、足元もよく見えないような庭をキャッキャキャッキャとはしゃぎまわる娘たち。でも流石に「今日は特別」と親から許しを得てきた女の子たちも時間になるとめいめい帰っていきます。私が親に電話する場合もあれば、頃合いを見計らって車で迎えに来る親もいます。でも中には、自分が乗ってきた自転車で一人で帰っていく子もいました。

そんな自由な感じで、子どもだけで友達同士の家を行き来できる様子を見て、アメリカ人の親が「アメリカでは有り得ない」と漏らしていました。確かに、アメリカでは(州ごとに違うかもしれませんが)12歳以下の子どもだけで留守番をさせることさえ法律で禁じられています(ちなみに、オーストラリアでは11歳以下、フランスでは14歳以下という話です)。だからこそ、ベビーシッターのサービスも充実していますし、それを利用することに抵抗や偏見はありません。

この事が、どのように本日のブログのタイトル「鶏が先か、卵が先か」につながるかと言いますと・・・そのパズルを解くピースが、日本に60万人余りいるとされる「潜在保育士」です。潜在保育士とは、資格があるのに保育士の仕事を希望しない人のことを指しますが、彼らが保育の仕事に携わらない理由にはまず「賃金が、この職に求められる労力と責任の重さに見合わない」という事が挙がっています。一方で、適齢期の女性保育士さんが結婚・出産を経て職場に復帰したくても、待機児童の問題で仕事に就けないと現状があるというのです。

保育士さんが保育士不足で困っているという、このジレンマ。

そこで、市井の人間からの拙案です。潜在保育士のお子さんは優先的に保育園に預けることができる仕組みをつくってはどうでしょうか。先に登録して待ち続けている親御さんには申し訳ありませんが、潜在保育士さんが自身の子どもを預けることができれば、保育士不足が解消されることにつながり、結果的に自分の子どもの番も早く回ってくるのではないかと思うのです。

さらに、オフィスビルには必ず託児所を設けなければならないという制度。私の知る限り、アメリカでは 大学のキャンパス内にも普通に託児所が設けられています。

それから、保育士の資格までは要らないかもしれない学童保育の場にシルバー人材を積極的に活用すること。この高齢化社会において、元気なご高齢者の英知と活力を拝借しない手はないのではないかと。小学校に上がったことでかえって(特に低学年は)午後2時、3時という、勤め人には極めて不都合な時刻に子どもが帰宅することになるせいで、母親の社会復帰の足かせになっているのは、誰の目にも明らかです。

「女性管理職を何%にする」という数字の目標を掲げる前に、それができる環境を整えるほうが先だと私は思います。

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わたしがカナダで通っていた大学にも託児所がありました。教授や職員だけでなく、利用している人の中には、大学院生などの学生も含まれているようでした。Toko
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