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# 夏の終わり
こんにちは、Akikoです。

数日前、深夜家に帰って来てポストを開けたら、ジリジリッと蝉がいきなり飛び出してきました。マンションの踊り場の灯りの元でくるくると動き回っています。

ああ、もう夏も終わりなんだな、と感じました。

今年は仕事が忙しかったのですが、なんとか義理の父の眠る新潟に行って、お墓参りをするができました。これをしないとなんだか落ち着かないのです。

とはいえ、わたし自身が先祖を大事にする家庭に育ったかというと、その正反対です。両親はいわゆる団塊の世代で、家には仏壇もなく、墓参りにも行く習慣がありませんでした。保守的な世代への反抗心が強く、「千の風になって」の♪私のお墓の前で 泣かないでください、というフレーズにシンパシーを感じるようで、骨を海に撒いてほしいと言っていたこともあります。(あくまで漠然とした夢だったようで、最近、市営墓地で小さなお墓を買ったらしい)

ですので、わたしがお盆と正月に手を合わせるようになったのは、結婚してからここ十数年あまりのことです。手を10秒ほど合わせて、ここにはいない人を思うひとときの瞬間が、とてもかけがえのないような気持ちにだんだんとなってきました。お墓を水でごしごし洗い、無心になって、古歯ブラシで名前のところに溜まった泥を搔き出します。お寺の方丈さまが、今回はどんなネタで講話をするのかと想像するのも、けっこう楽しいです。

「心があれば、形なんて」と思う親世代と、儀式の中に心を見つけるわたしと。
上と逆のことをやるとしっくりする、よく世代は繰り返すと言うのはこのことなのかなあと思う、夏の終わりでした。

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