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# 命名する愉悦
じゅんです。関東近郊のとある女子大で経営学を教えることになったときの話。出席簿に並ぶ名前をみて、「おお、ここもか・・・」、と嘆いてみせたのは、わたしの年のせいでしょうか。

カタカナで表記しますと、エミリ、サリイ、マリア、ユリア、カレン、セリナ、いるわいるわ。つまりは漢字で綴れる、響きが外国語っぽくあるお名前。今もこれ、慣れないんだなあ。とどのつまり親の趣味なのでしょうが、ご本人たちにとっても、ごく自然なネーミングなのでしょう。今はむしろ、古風な名前が復活しつつあると、どこかでちらっと聞いたけど。

多くの日本人がそのような欧米的な名前の「響き」に惹かれている一方で、非漢字圏の外国の方が、表意文字である漢字の「綴り」に、強い憧憬を持っているようなのですね。

遡ること10年以上前、アメリカに留学時代、ぼくはあるスパニッシュ系アメリカ人とルームシェアをしていました。彼の名はRene(発音はルネイ)。彼は知り合って間もないぼくに、”You know what? I have a Chinese name too”と告げ、得意満面の笑顔でもって次の漢字をノートに書き出しました。「瑠寧」。”This is sexy, isn’t it?”まあ、確かにね。

ところで一昨晩、とある講演会で、日本国籍を取得したアメリカ人からお話を聞く機会がありましたが、彼の名前も非常にそれっぽいものでしたね。でもよく考えたら、自分の名前というのは、通常は親から与えられるもので、自身の名付け親になるケースって、珍しいですよね。命名する愉悦が、ひときわ大きいかもしれない。

ちなみについ先日、甥っ子に娘が生まれたところ。又姪(grandniece)っていうのかな?おそるおそる、その子の名前を聞いてみると、返ってきた答えは、「リオン」。

だぁあ、そうか、やっぱしぃ!

ちなみに「莉音」と書きます。いい名前だ。どうかいい子に育ちますように。

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