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# 食べられない?食べたくない?
こんにちは、昨日に引き続き Serenaです。
先日、イタリア語と英語の文法を同義の短文を使って
比較するセミナーを受講しました。
そこで先生がおっしゃったのが、
日本語の「…できる」という意味合いを表すイタリア語は4つある、
ということ。
potere (英語のcan、「…できる(状態、状況にある)」)
sapere(英語のbe able to、「…をすることが可能だ」)
riusire a ...(英語のto manage to、「あることを(いわば運よく)できる」)

以上3つはイタリア語を勉強している人ならすぐに思い浮かべられる単語。
でも全部で4つあるって…あと1つは?…と思いめぐらしていたら、
volereも「…できる」のニュアンスを含む意味合いを表わすのに使う、
とのこと。このvolereというのは、これまでに習ってきた限りでは
英語のto want、want to…、にあたるはずなのです。
むむ、どういうこと?…とすぐには先生の言葉を理解できずにいたら−。

たとえば食事に招かれて「トマトもどうぞ」と勧められたとします。
自分は他のものは食べるが、実はトマトは食べられない。だから断りたい。
こういう場合、「トマト食べられないんです。」と言いますよね。
この、「トマトを食べることができない」(=「できる」の否定)という
ニュアンスを表す時、イタリア語ではvolereを使うというのです。
Non voglio mangiare il pomodoro. 
(voglioは動詞volereの変化形、英語に当てはめると
Not want eat the tomato.)

これまで、volereは「…したい」という意味だから、
その否定形を使うと「…したくない」だととらえていた私。
だから上記の文では「トマトは食べたくありません」という、
強くてちょっと失礼な言い方になると思っていました。
でもたしかに「食べられないんです」は
「食べることができない状況にある」でもなければ、
「不可能だ」というわけでもないですものね。
だから、canやbe able toを使うのは違うわけか、なるほど、と納得。

ただし英語に置き換えて考えた場合、
"I don't want tomatoes, thank you."と
少なくとも"thank you"を付け加えておいた方が
礼儀としては正しい気がします。
だったら、イタリア語で言う際にも
"Grazie, ma non voglio mangiare il pomodoro"
のように「ありがとう、でも…」を冒頭につければ、
自分も躊躇せずに口に出せるかな、などと思いました。

こんな風に、言い方に迷った時に他の外国語だとどういうんだろう、
と考えてみるとちょっとしたヒントが見つかることがありますよね。
このブログをお読みになっている皆さんも、
思い当たるのではないでしょうか。

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