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# 博士の異常な愛情
こんばんは、ミッチーです。
前回(4月13日)、Nuclear Security Summitの話をしましたが、
そのような会議が開催された背景には、テロリストに対しては、
核抑止という考え方が通用しないことがあります。
核抑止とは、核兵器を保有する敵に対して、自らも核兵器を持って、
核攻撃に対しては核報復を行う意思を示すことによって、
核攻撃を思いとどまらせるという考え方。
しかし、そもそも核抑止の考え方自体には大きな問題があります。
この恐怖を見事にブラックコメディーに仕立てた映画が、
スタンリー・キューブリック監督による1964年公開の
Dr. Strangelove or how I learned to stop worrying and love the bomb。
興味深いのは、この映画の邦題を「博士の異常な愛情」としたこと。
「ストレンジラブ博士」では、日本語的にはあまり興味をそそりません。
しかし、タイトルにこだわりのあるキューブリック監督は、
タイトルの意訳を認めませんでした。
そこで頭をひねって生み出された邦題が「博士の異常な愛情」。
このタイトルは、核兵器をめぐる恐怖や狂気をうまくとらえ、
しかもDr. Strangeloveの直訳とも言えなくもない。
まさに名訳といえるのではないでしょうか。

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