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# ジンベエザメと飲み放題
 こんにちは。ロシア語担当のTです。
 先日ウクライナからみえたお客様のために京都、奈良と大阪での通訳ガイドのお仕事をさせていただきました。ガイドと言っても、観光スポットの説明より私はずっと日本に住んでいて、経験したこととか不思議に思ったこととかのような話をしていました。それでもお客様に少しでも日本に関する理解を深めていただけたら、ガイドとしての使命が果たされたと言えるかと思います。と書いても、今でもいっぱい不安が残っているのですが・・・
 さて、早速今日のブログのメインテーマに移りたいと思います。ジンベエザメと飲み放題は一見全然噛み合わないような概念のように見えます。でも今回の場合、ガイドをしている時に一番印象に残ったのは、ジンベエザメのことと飲み放題のことだったのです。
 ジンベエザメは大阪の海遊館に暮らしています。世界一大きな魚だと言われていますが、水槽の前に立つと、その偉大さが容易に窺えます。しかも大阪には二匹も同じところに住んでいますので、私はずっと「ぶつかったら、大変だから、どうぞお気をつけください!」と思いながらその二匹の様子を観察していました。
 そうしているうちに、大きなジンベエザメから少し離れたところに小さな魚の群れが、サメのすべての動きを真似しながら泳いでいるのを発見しました。私はけっして魚の専門家ではないので、詳しいことは分かりませんが、小さな魚がそのような行動を取る理由を自分なりに解釈してみました。
 このような大きな生き物の近くにいると、天敵があまり近づいてこない、それからその大きなジンベエザメの周りにある餌が簡単に食べられるという二つの理由が私の考察の結果です。そうしますと、かなり論理的な行為になりますよね。金魚が水槽のなかで3周くらい回ったら、10秒前のことを忘れてしまうのとは対照的ですね。
 魚の話が長くなってしまいましたが、少しだけ飲み放題のことを書きたいと思います。それは実に簡単な話です。つまり、ウクライナ(またはロシア、他の旧ソ連の国々)からの観光客が定期的に飲み放題のサービスがある店に通うようになったら、日本の飲食業は大変な営業危機に陥る可能性が極めて高いです。そのお客様達と大阪にある某レストランに同行した私には簡単にそのことが実感できました。
 もっと具体的に言いますと、その5人のウクライナ人の男性はその日、ウクライナ的な梅酒の飲み方をしていたので、日本人だったら、ゆっくり味わったほうが美味しいと思われる飲み物があっという間になくなりました。大きな2リットルの容器や瓶で追加を注文した結果、お店の人に「皆そんなに飲めるとは思いませんでした」と私が言われました。その「梅酒団体」の目的は幸い梅酒を飲み干すことで達成され、ウイスキーや日本酒が梅酒と同じ運命をたどらずに済むことができました。ガイドとして誠にありがたいことでした。
 私は以前よく「ウクライナにも飲み放題や食べ放題というサービスがあれば、いいのにな」と思っていたのですが、ウクライナにはそのようなサービスが普及してこなかった理由の一つをこの日教えられて、大いに勉強になりました。

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